「車はあると便利?」妊婦や育児中ママの意見
妊娠中や育児中の方が利用する、登録者数300万人のアプリ「ママリ」では、妊娠中や育児中の車の必要性について次のような意見がありました。
大きい車に乗っているので最近バックするのがキツイです…。
皆さんはどうなさっていましたか??
ちなみに平日の検診なので、旦那も家族もみな仕事で送迎してくれる人はいません(;^_^A
妊娠後期になると運転するのは不安ですよね。また、急な体調の変化に備えて、常に移動手段を確保しておきたいところです。
一方、週に1回または2回の通院となると、毎回家族に送迎を頼みにくかったり、交通費が気になったりしますよね。
自転車しかないので、結構遠くでも平気で自転車を使います。
仕事もフルタイムで、保育園の送り迎えは全て私です。
そんな中で、3人目となるとやっぱり難しいですかね?
自転車移動がメインで生活しているけれど、3人目が生まれたら送迎が難しそうという方の投稿です。
保育園の送り迎えは毎日のことで、天候にも左右されます。晴れた日は自転車を利用できても、荒れた天気の日は自転車は危険かもしれません。とはいえ徒歩でも大変ですよね。
私はペーパー主人は運転できますが車はありません。今後も買う予定はないと思います。
しかし息子が大きくなって、具合が悪い、習い事の送迎など増えるとどうなるのか心配です…。
ぺーパードライバーで車を持っておらず、今後も買う予定はないという方も、緊急時の移動や習い事の送迎のことを考えると不安なようです。
車の便利さはあれど、さまざまな事情で運転しない、車を持たないという選択をしている方もいるはず。そんな方たちが便利に移動する方法はなかなか確保しにくいのが実情なのかもしれません。
近隣にあったら便利、乗り物サブスクサービス「mobi」
車で移動したいものの「車を持っていない」「運転できない」という方向けの便利なサービスが、都市部を中心に拡大しています。
エリア定額乗り放題の新しい移動サービス「mobi」は、1人利用の場合月額5,000円で、対象のエリア内で何度でも車両を呼び、乗車できるサービスです。さらに家族会員は1人500円で追加可能。家族みんなでお得・便利に使えます。車は相乗りスタイルで、効率よく目的地まで行くことができますよ。
ちょっとした送迎、お出掛け、買い物などに利用でき、駅やバス停・タクシー乗り場まで歩く必要もありません。さらに暑い・寒い・風が強いなど気候に左右されずに移動できます。妊娠中の方や子育て中の方にとっても便利ですよね。
また、ドライバーは運転のプロ。運転スキルに不安を覚えることなく利用できるのもうれしいポイントです。
サービス概要
- サービス名:mobi(モビ)
- 無料アプリ会員費用:1回利用ごとに300円(子どもは150円)
- サブスク会員費用:月額5,000円(家族1人追加ごとに500円)
対象エリア
- 東京都豊島区
- 大阪府大阪市北区
- 大阪府大阪市福島区
- 京都府京丹後市
- 愛知県名古屋市千種区
※本サービスは道路運送法21条の許可のもと運行しています
サービス提供時間は、朝7時~夜10時(京丹後市のみ朝8時~夜9時)。朝から夜の時間帯まで使えるので、保育園の送迎や通院だけではなく習い事への送迎、買い物にも利用できそうです。
対象のエリアはまだ一部ですが、当てはまればぜひ使ってみたいサービスですね。
妊産婦に対し、タクシー代を助成している自治体も
mobiはサービス拡大中ですが、対象外のエリアの方はまだ使えませんよね。
実は自治体によっては、妊娠中や産後の方に対し、タクシー代の一部助成を実施している自治体があります。以下はその一部です。
- 埼玉県日高市(妊娠中の方向けにタクシー券を助成)
- 千葉県松戸市(出産時の入退院・産後の健診にかかるタクシー代を助成)
- 千葉県印旛郡栄町(妊娠中~子どもが1歳になるまで使えるタクシー券を助成)
- 大阪府狭山市(妊娠中~子どもが1歳になるまで使えるタクシー券を助成)
ご紹介した以外にも、自治体ごとにさまざまな助成をおこなっているようです。ぜひお住まいの自治体の情報を調べてみてくださいね。
- 日高市役所「妊婦さんにタクシー利用料金の助成を行っています」(https://www.city.hidaka.lg.jp/childcare_education/oshirase/13371.html,2022年6月15日最終閲覧)
- 松戸市役所「産婦さん向けにタクシー料金を助成します」(https://www.city.matsudo.chiba.jp/kosodate/matsudodekosodate/kosodatenavi/shussanshitara/sanpu_taxi.html,2022年6月17日最終閲覧)
- 栄町役場「マタニティ・乳児タクシー助成」(http://www.town.sakae.chiba.jp/page/page003508.html,2022年6月17日最終閲覧)
- 大阪狭山市役所「妊産婦タクシーチケットを交付します」(http://www.city.osakasayama.osaka.jp/mokutekibetsu/hikkosi/1464333250213.html,2022年6月17日最終閲覧)
車を使って妊娠生活・育児を便利に
今は車の必要性を感じないという方も、妊娠中や子どもがある程度大きくなると「車があれば便利かも」と思う場面が出てくるかもしれません。
思い切って車を購入するというのも一つですし、購入せずとも今回紹介したような乗り放題のサブスクサービスを利用したり、必要な時だけカーシェアなどを利用するという方法もあります。
状況によっては、自治体による助成も利用できるかも。便利なものはどんどん利用して、快適に生活したいですね。