©magi_pupu
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初恋、別れ、再会…。二度目の初恋の行く先は?
忘れられない恋をした当時のまぎ(@magi_pupu)さんは幼稚園児。その日は、節分のイベントでした。怖い鬼を前にまぎさんが泣いていると、ひとりの男の子が守ってくれました。彼の名前は「みっくん」。その優しさに、まぎさんは一瞬で恋に落ちてしまいます。
その後、みっくんは引っ越してしまい、2人は突然会えなくなってしまいます。
さらに月日は流れ、中学生になったまぎさんは、通い始めた塾で偶然みっくんに再会。まぎさんの淡い恋心は再び動き出すのでした。
恋のために全力で頑張る姿がすてき
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こんな偶然があるなんて…とうっとりしてしまうような再会シーン。当時の優しさはそのままで、しかもかっこよさもレベルアップしていたみっくん。まぎさんが再び恋に落ちてしまう気持ちも納得です。
筆者が読者としてまぎさんをすごいと思う部分は、恋のために努力を続ける姿勢です。恋のために苦手なことを努力するなんて、大変なことですよね。筆者はそこまで恋のために全力で頑張った経験がないので、まぎさんがとてもうらやましく、輝いて見えました。
恋のパワーで成績がアップし志望校に合格!その後も継続して勉強も部活も一生懸命打ち込む様子はまさに「恋する女の子は無敵!」といった姿に見えました。
気づけば、まぎさんの真っすぐな恋心が実ってほしいと応援しながら作品にのめりこんでいました。一方「仮にみっくんと付き合うことになったら天然なイケメン対応にハラハラするかも」などとも想像しつつ、キュンとしながら読み進めてしまうストーリー展開です。
淡い恋のお話に、心が潤う作品
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この漫画を読んで、当時の淡い恋をするふわふわした感覚を思い出しました。相手の言動に一喜一憂したり、周囲の友達に相談したり。学生のころに恋をしたときは、とてもまっすぐで純粋な気持ちでしたよね。忙しい日々を過ごしていると、つい忘れがちになってしまう感情を思い出し、心が潤うような思いでした。
物語の終盤、まぎさんは、みっくんのある視線に気が付きます。それは、この淡い初恋が終わってしまう瞬間なのですが、こんな小さな視線の変化に気づくほど、まぎさんが本気で恋をしていたということがよく伝わる名シーンです。
当時の切ない恋の記憶を思い出してみたくなるような、キュンとくる初恋を描く『初恋のきみに2度恋をする話』。忘れられない恋がある方にはぜひ読んでほしい作品です。