©️maru_maru_kazok
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夢を諦めないでほしかった…
美容師になりたいというカンちゃんの夢を応援していたかか丸さん。その夢を周囲からの言葉で諦めて、進路を変えてしまったことがショックだったようです。しかし、それをカンちゃんに伝えることができず、自分の中で抱え込んでしまいます。
カンちゃんと会えない日々を過ごし、寂しさに耐えられなくなったかか丸さん。絵を描き、バレエを踊ることでその気持ちをかき消そうともがいていました。
大好きなカンちゃんに伝えたい思いがたくさんあったはず。このときの気持ちを考えると胸が苦しくなりますね。
ようやく会えたのに…私は逃げるように帰った
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センター試験の前日、久しぶりに会ったカンちゃんはずいぶん雰囲気が変わっていました。悩んで買った差し入れのチョコを冗談交じりに「食えね~」と言われ、自分の無力さを感じてしまったかか丸さん。カンちゃんと向き合うことができず、逃げるようにして帰ります。
相手に喜んでほしくてしたことがうまくいかず、悔しかったかか丸さん。それでもかか丸さんはカンちゃんを責めるのではなく、自分を責めていたようす。
「私の存在の意味ばかり考えていた」という言葉から、カンちゃんの支えになりたかったことがうかがえます。優しい気持ちがうまく相手とかみあわず、つらかったのですね。
怖くて聞けなかった彼の思い
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希望の大学へ無事に合格した2人。お互いの気持ちは話せないまま、かか丸さんは卒業ライブで久しぶりにカンちゃんと会います。引越しのことや大学のことは話題に上がるものの、2人の今後のことは話せませんでした。
ぼんやりとこの関係が終わることを感じたかか丸さん。しかし、自分からカンちゃんの気持ちを聞くことはできず、かといって別れを切り出すこともできませんでした。まだ好きだという気持ちがあるからこそ、かか丸さんは決断できなかったのでしょう。
高校生という多感な時期は自分の気持ちだけではなく、周りの言葉や態度に影響を受けることも少なくありませんね。また、人生の節目を迎える人もいて「一緒にいたい」という気持ちだけで関係を続けるのが難しいことも。『絵の具とバレエシューズ』は青春の切ない恋を思い出すような連載漫画作品でした。