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無理をして夜泣きと戦い、心身ともに限界に
わが子の夜泣きと格闘中の、ほほえみのそうちゃんさん。仕事と育児をどうにか両立させていますが、夜泣きが始まると睡眠不足が解消されなくなった様子です。
寝不足が続き、つい心のバランスもくずれがちに。
0歳児を抱えての仕事と育児は大変。いくら周囲が協力してくれるとしても、仕事と育児のどちらも100%の力で頑張るのは難しいものです。でも、本人としてはなんとか頑張りたくて、無理をしてしまうのかもしれません。
そんなほほえみのそうちゃんさんの姿に、共感する読者は多いのではないかと感じました。
パパへのイライラがおさまらない「ビーストモード」発動
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赤ちゃんの夜泣きは、大人が寝たいタイミングとは全く関係なく始まり、いつ終わるかわからないものです。寝ているときに起こされるのも、睡魔を我慢しながら付き合うのもとても大変ですよね。
ほほえみのそうちゃんさんは、仕事と育児の疲れから体調を崩しがちに。そしてなかなか解消されない寝不足の日々にメンタルバランスもくずれてしまいました。
そうなると、これまでは平気だったことにイライラしてしまうことも。ほほえみのそうちゃんさんの場合、その怒りの矛先がパパに向かってしまったようです。この気持ちに、筆者もとても共感しました。子どもが泣いているのに、横でパパがグーグー寝ていたらイライラしますよね。
そんなほほえみのそうちゃんさんですが、イライラが爆発寸前!というタイミングで、パパから「寝てきなよ」という言葉を受け取ることができました。ビーストモードだったほほえみのそうちゃんさんも、ビーストモード解除。睡眠時間を得られたことで、心に若干の平穏が戻ったようです。
寝不足に必要なのは、やはり睡眠。パパの提言はビーストモード解除には大正解だったのかもしれませんね。
頑張る自分を肯定しましょう
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わが子の夜泣きで睡眠不足となり、メンタルが不安定になってしまった、ほほえみのそうちゃんさん。漫画が読み終えたとき、パパへのイライラに共感をすると同時に、完全に「ビーストモード」を解除できる状態になるのはなかなか難しいことかもしれないと感じました。
パパの仕事の都合や家庭の環境によっては、ママが寝たいときにすぐに助けてもらえる状況ではないかもしれません。そして赤ちゃんの夜泣きは、親の都合などまったく関係なくあるのです。そこが難しいところですよね。
そんな中でも、できる限りでパパとママが協力し合い、乳児育児の大変さを同じくらい理解することが大事なのではないかと思いました。可能な範囲で分担しつつ「お疲れさま」「疲れていない?」などの思いやりの言葉も大切ですよね。
そして、ほほえみのそうちゃんさんのように、頑張っている自分を認めて「えらい」「よくやっている」とたくさん褒めましょう!夜泣きに付き合うパパ・ママはすごい。頑張っています。
夜泣きに悩む親の思いをていねいに描き、ビーストモードの存在や家庭なりの解除方法も伝えてくれる本作は、赤ちゃんの夜泣きに悩む方にぜひ読んでほしい作品です。