©tumutumuo
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とても気さくに話しかけてくれたクレ子さんにとてもよろこんでいるカモ田さん。このころのカモ田さんにとって、クレ子さんはきっととても心強い存在だったのでしょう。
しかし、カモ田のさんの期待を裏切るかのように、クレ子さんはカモ田さんの家庭のことなどを探ってきます…。クレ子さんの巧妙な話し方に、だんだんと家庭の話をしてしまっているカモ田さん。
クレ子さんの「友達でしょ」は本心にはどうしても思えませんよね…。
やっと理解者に出会えた、とてもうれしかったのに…
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ずっと、自分の理解者がいないと思っていたカモ田さんにとって、クレ子さんの存在は本当に大切になりかけていたのでしょう。やっと共感してくれる人を見つけたよろこびはとても大きかったはずです。
知らない土地で親身になってくれた人に対しては、少しの違和感をいだいても「この人はきっといい人だから」と、自分の中の違和感を打ち消そうとしてしまうものかもしれません。
『ママ友の財布』は、何か「ちょっと違う」と感じる相手との距離の取り方や、はっきりと自分の意思を伝える大切さが分かる作品です。










