ⓒroku_2017
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ろくさんと結城さんは結婚を前提にお付き合いをしています。同棲をすることにした2人は物件探しをしています。
しかし、ろくさんにはある心配事がありました。それは、結城さんが子どもが好きではないということがわかったこと。2人の価値観のズレが少しずつ心の距離を広げていきます…。
価値観のは違っても「なんとかなる」と信じていた
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子どもがほしいろくさんと、子どもはマストではないと考えている結城さん。価値観には違いがあるようです。
ろくさんはその違いに気づきながらも、自分の本心を飲み込んで結城さんとの会話を終わらせてしまいました。「価値観は違うけれど、このくらいならなんとかなるはず」。こうした思いが、すれ違いをさらに大きくしてしまったのかもしれません。
幸せな時間は本物、でも空虚感がぬぐえない
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価値観のズレが二人の歯車を狂わせるまでに、時間はかかりませんでした。同棲を始めたのにも関わらず、二人の会話は減り、とても結婚を前提にしている新生活とは思えないような状況に。
お互いに愛し合っていたはずなのに、まるで同居人のような生活。2人の歯車はどこから狂ってしまったのでしょうか。それは本人たちにしかわからないのかもしれません。
別の道を歩く決断に
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今後について話し合いをしようと思った矢先、結城さんから別れようという発言が。小さな価値観のズレは知らない間にどんどん2人の距離を広げ、気が付いたときは見据える方向すらズレてしまっていました。
ろくさんは、確かに自分の本心を言わなかったかもしれません。でも、それは結城さんを思ってこそ。しかし、結城さんにはそれが重荷になってしまったようです。
付き合うこと、結婚をすることは、相手の気持ちを尊重しつつ、自分の気持ちを伝えていくことが大切。そのバランスはとても難しいかもしれませんが、話し合いや共有を続けることが必要ですね。価値観は違っていても、お互いがどんな考えなのかを知り、認め合う段階さえ踏めれば、お互いへの理解度は違ったとも考えられます。
今回は別れるという選択肢をした二人。しかし、2人で過ごした時間や幸せだった時間はきっとろくさんと結城さんの人生において必要な時間だったはず。パートナーと人生を共にする難しさうれしさ、切なさを教えてくれる作品ですね。