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再会の喜びもつかの間。こんな人だったっけ?
友人の良子と久しぶりに会うことになったオニハハ。さん。楽しみにしている気持ちがないわけではありませんが、いろいろ気を遣って準備していると、それだけでクタクタに。
そして実際に良子に会ってみると、家の中をいろいろ勝手にいじられたり、断っても家にまた来ると連絡してきたりと、友だちとして付き合いたい距離感が異なっていることに気づきます。
さらに、友人としての付き合い方を考え直したいと思ったオニハハ。さんが「距離を置いた方がいい」と正直に話すと、その言葉に怒ってしまった良子は、共通の友人まで巻き込んできました。
この人とは合わない…と痛感したオニハハ。さんは絶縁宣言を送り、友だちをやめるという決断を下します。オニハハさん。はこの判断を後悔してしまうのでしょうか。
友だちの価値観のズレ…無理してでも一緒にいるべき?
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もともと人づきあいが得意ではなかったオニハハ。さんは、家族ができて以来、週末家族と一緒に過ごす時間が幸せで、友だちと連絡することはめったになくなっていました。良子から連絡があったときも、ちょっと無理をしていたのかもしれません。
気が合わないと感じたとき、その人とほど良い距離をキープするのはなかなか難しいものですよね。もちろん友だちは大事です。時に支えになってくれる大切な存在ですが、本当に気の合う友人と出会うのは大変。
無理をしてまで友だちのふりをしてお付き合いするより、自分にとって本当に気の合う友だちに会えるのを楽しみにしながら家族と過ごす方がいいこともあります。
筆者も人づきあいが器用な方ではないので、絶縁メールを送ってホッとしたオニハハ。さんの気持ちがすごくよくわかりました。友人関係は、学生や若い人だけでなく、大人になっても変わることのない悩みなんですね。
親になって学んだ、自分にとってちょうどいい友だちとの距離
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絶縁メールを送って解放感に満たされるオニハハ。さんですが、ふと自分には本当の友だちと呼べる人が1人もいないことに気づきます。
でもオニチチの「お前元々1人が好きじゃん」の言葉に、今の自分に本当に必要なのは無理して一緒にいる友だちではなく、家族と過ごす時間なのだと実感します。
大人になっても悩む友だちの関係について描いた『私は友達がいない』は、母になってから大切にしたい自分の価値観について考えさせられる作品でした。