ⓒdomarumaru
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急接近のママ友に困惑、まるでストーカー
まるさんは、児童館に毎日のように通い、そこで出会ったママ友たちと仲良く子育てを楽しんでいます。気の合うママたちと和気あいあい。
でも、同じ児童館に通うゆかちゃんママはちょっと雰囲気が違いました。当たり障りなく接していたまるさんは気に入られてしまったようで、ゆかちゃんママが急接近。持ち物を細かくチェックしたり、買い物についてきたりと、まるさんはどうしていいやら困惑気味です。
他のママ友が味方になってくれたおかげでトラブルをギリギリ回避する日々ですが、こうしたまるさんの態度が気に入らないのか、付きまといの次はマウントをとるような発言が目立つようになってきました。
怖すぎた、ママ友の「異様な執着心」
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児童館にはいろいろな方がいます。全員と同じように仲良くなれるわけではありません。少しずつお互いのことを知り合い、居心地の良い距離感をつかめれば良いのですが、相手が無理やり距離を詰めてくると困ってしまいそう。
ゆかちゃんママのように持ち物のブランドや値段を細かくチェックしたり、個人情報を聞いて回ったりする行動は、やられた方としてはきっと怖いでしょう。
居心地の良いママ友づきあいをしたいなら、収入や学歴などプライベートなことは踏み込まないのが一番。やむを得ず話題に上がったときにも、思いやる言動が大切ですよね。
筆者の感想ですが、ゆかちゃんママには、敬遠される要素が詰まっているように見えました。まるさんが周囲のママの手を借りながら、なんとか距離を取っている様子に胸をなでおろしながら読み進めました。
人付き合いに必要なのは、適度な距離感かも
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ゆかちゃんママは、ほかのコミュニティーでもなかなか友達ができていなかったようです。周囲が仲良くなりたいと思えないのにはそれなりに理由があるのかもしれませんね。
中でも、急に個人情報を聞き出そうとしたり、あまり仲良くないうちから何でもおそろいにしようとしたりする行動は「距離感が近すぎる」と捉えられやすいですよね。この作品の中でも見えてくるように、平和な人付き合いをしていくには、相手との適度な距離感が大切であるといえそうです。
なにかとトラブルが注目されるママ友の世界ですが、相性の良い相手が見つかれば、ママ友は子育てを楽しくしてくれる強い味方だと感じます。
平和な関係を保つために、自分自身の行動も見直したくなる『ママ友がプチストーカーになった話』。人間関係に悩んだことがある方は共感する要素が多そうなエッセー作品です。