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産後、味わったのは不安と恐怖だった…
このお話は星田つまみさんが実際に経験されたことを基に描かれたエピソードです。星田つまみさんは現在二児の母ですが、今回は長男、にいくんの出生時のエピソードになっています。
星田つまみさんは母子手帳を見る度に当時の恐怖を思い出すと言います。出産直後、たくさんの人が味わうはずの幸福感を味わえなかった星田つまみさん。長男、にいくんは新生児仮死として生まれてきたのです。
元看護師の実母が救ったわが子の命
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星田つまみさんは陣痛が本格的になり産院へ行きます。なかなか生まれる気配のないわが子。星田つまみさんはつらい陣痛にも耐え続けます。
しかし、しばらくして星田つまみの赤ちゃんに異変が起きます。気が付いたのは元看護師の星田つまみさんの実母でした。実母が動揺していたという星田つまみさんはそれだけで、事の重大さを察したようです。
常位胎盤早期剝離という状態になり、このままでは赤ちゃんの命が危ない状況でした。本来分娩後に剥がれ落ちるはすの胎盤。それが分娩前に剥がれてしまう状態です。星田つまみさんは常位胎盤早期剝離を起こし、赤ちゃんの心拍が落ちていたのでした。
わが子の泣き声は幸せのかたまり
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星田つまみさん、そして長男にいくんは試練を乗り越え無事に退院を果たします。出産直後泣き声を聞くことができなかった星田つまみさんにとって、元気なにいくんの泣き声はとても幸せなものだったはずです。
看護師さんが録音してくれたメモリアルカード。これは星田つまみさんが命がけでにいくんを出産した何よりの証拠ですね。
わが子の泣き声に悩まされることもあるでしょう。しかし、元気に泣く声こそ赤ちゃんにとって健康の印。わが子の泣き声を聞くことが幸せを感じることができたら、素敵ですね。