©人間まお
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遅刻してきた友人の姿にあ然…
遅刻常習犯のみか。この日も、30分以上遅れて到着しました。しかも、みかは焦ってきた様子もなく、髪もメイクもバッチリ整っています。
一方、ゆうこは遅刻しないよう適当にメイクを済ませ、急いできたため、メイクが崩れてしまっています。そんなゆうこの姿を見たみかは…。
世渡り上手な友人
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「化粧よれてるよ」と指摘しながらも、ゆうこのメイクを手際よく直してくれたみか。優しくしてもらった手前、ゆうこはこれ以上、遅刻のことを怒ることができませんでした。
そして、ゆうこが怒れないのは、もう1つ理由がありました。
「まぁいっか」が勝ってしまう
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ゆうこと遊ぶとき、みかは毎回遅れてきます。しかも、悪びれる様子はありません。そしてゆうこも、せっかくの楽しい雰囲気を壊したくないと思い、強く注意できずにいます。
ところが、本作では次第にゆうこの不満はたまっていきます。ついには爆発し、絶縁することになってしまった2人。なぜ、修復できないほどに関係が壊れてしまったのでしょう…。
そこには、時間に対する「価値観の違い」や、相手を待たせることに関して「どのように感じるか」など、お互いのとらえ方の違いが浮き彫りになりました。
親しい間柄でも、相手の立場になって考えることは忘れてはいけませんね。大人になってからの友だちとの付き合い方について、考えさせられる作品です。