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立場が上がれば、比例して責任も増していくもの。しかし、クラ田課長の叱責の数々は人格否定しているだけのようにも聞こえ、あまりの理不尽さに腹が立ってしまいます。
次第に恐怖を抱くようになり、ついに身体にも影響が出始めたおとさん。無理やり「大丈夫」と言い聞かせていても、確実に心身のストレスは積み重なっていました。
退職も一つの選択肢。自分を大切にして幸せになれる行動を
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ある日、「経験を積むため」と部署異動を告げられ、張り切っていたおとさん。しかし、異動先で直属の上司・クラ田課長から、数々の陰湿なパワハラを受けることに…。社内で必死に相談するものの、改善するどころかパワハラはさらにエスカレート。心身ともに限界を迎えたおとさんは退職を決意しました。
会社でパワハラを受けたら、社内の相談窓口や、全国に設置された労働局に相談できます。そのときは、事実関係を整理しやすいよう、パワハラの内容や日時などを、メモや録音・録画で証拠として記録しておきましょう。おとさんのケースのように、相談しても改善が見られなかったり、十分な支援を受けられなかったりした場合には、法テラス(国が設立した法的トラブル解決の総合案内所)を利用するのも選択肢です。
パワハラされた側が心を病んでしまうことも少なくありません。自分の心身を守るために、退職するのも自分を守る手段ですね。『職場のクラッシャー上司』は、限りある人生を笑顔で穏やかな心で過ごせる選択をするよう、背中を押してくれる体験漫画です。
- 厚生労働省「ハラスメントにあったらどうする?」(https://www.no-harassment.mhlw.go.jp/worry/action/,2023年10月6日最終閲覧)
- 厚生労働省「相談窓口のご案内」(https://www.no-harassment.mhlw.go.jp/inquiry-counter,2023年10月6日最終閲覧)
- 日本司法支援センター法テラス「労働」(https://www.houterasu.or.jp/service/roudou/index.html,2023年10月6日最終閲覧)
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