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「さすがにおかしい!」無我夢中で走った
目が見えないというおじさんを手助けしたい一心で、アパート部屋の前まで連れて行った主人公。親切心からの行動だったといいます。
しかし、帰ろうとする主人公に対し「部屋の中まで連れていってくれ」と言うおじさん。さすがにこれはおかしいと感じた主人公は腕を振り払い、逃げ出しました。この状況に至るまで「変かも」と感じる瞬間は何度かあったものの、「相手は目が見えなくて困っている人」と信じていたため、耐えてしまったという主人公。部屋の中に入ってしまっていたら…と考えるとゾッとしますよね。
とにかく無事に逃げられて何よりでしたが、恐ろしい気持ちはいつまでも消えなかったのではないでしょうか。
母に伝えることができなかった
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息を切らして家へと帰った主人公。母に何があったかを伝えようとしますが、怖かったことを思い出し伝えることができませんでした。
結局、誰にも言えないまま大人になり、自分も母となった主人公。自分が経験したことを誰かに言うのはとても勇気がいることですし、まして嫌な思い出であれば、無理に言葉にするのもつらいことでしょう。こんなにもつらい記憶を植え付けた男性の行為は、許されることではありませんね。
息子には伝えておかなければいけない
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息子が目の不自由な叔母に懐き、手助けしてあげようと奮闘する姿を見て、中学生の時の自分を思い出した主人公。子どもの純粋な優しさにつけ込む大人はいて、疑う心持っておくことで防げることがあるということを息子にはしっかりと伝えようと考えたそう。
いい人もいれば悪い人もいる。当たり前のことですが、大人でもそれを見抜くのは難しいのに、子どもには想像もつかないことなのかもしれません。だからこそ「声をかけられても1人ではついて行かない」という具体的な言葉が大事なのでしょう。
困っている人を見かけたらどうするか?ということを日頃から家族で話し合っておく必要があるでしょうし、子どもの年齢に応じてルールを決めるというのもいいと思います。助けたい、役に立ちたいという気持ちは尊重しながらも、自分を守ることの重要性も知ってもらうことが大事ですよね。