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「学校が終わったら必ず家に帰ってきてから、お母さんと妹と一緒に遊びに行こうね」と約束をしたようみんさん親子。
ぷっちょちゃんは、苦手なもみじちゃんもいたので「帰っちゃダメ」と言われたとき、上手に断れなかったようですね。まだ小学1年生、人付き合いを上手に乗りきるのは幼い年代です。親も寄り添ってアドバイスすることが必要ですね。
登下校時の子どもの安心・安全を守るために
この作品の著者ようみんさんの娘・ぷっちょちゃんは1年生になったばかりです。
ある日、下校時間をすぎても帰宅しないぷっちょちゃんを心配した、ようみんさん一家は学校に電話をし自宅周辺を探します。
じつはぷっちょちゃんは、下校前に友だちから「公園で遊ぼう」と誘われていました。公園と反対方向に家があるぷっちょちゃんは「帰ったらダメ!」と言われてしまいます。ぷっちょちゃんは、断りきれず迷いながらも学校からそのまま公園へ行ってしまいました。
ぷっちょちゃんは無事に自宅に戻ってきましたが、ようみんさんはこの一件で見守りGPSを購入し、ぷっちょちゃんのランドセルにいれる対策をします。
他にも、子どもの下校時間はしっかりと確認し、日ごろから親子で防犯について話すなどしておくと安心ですね。
『小1 の娘が帰ってこない』は、子どもが行方不明になったときの対応と、子どもの安全をどう守るかを考えるきっかけになる作品です。