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シンプルに考えれば、ミルクでも母乳でも、赤ちゃんが満足できればそれでいいと思えるかもしれませんが、色んな情報でいっぱいいっぱいなママにとって、合理的に考えることは難しいかもしれません。ゆっくり休むこともできない状況で母乳関連の情報に触れることすらイヤになってしまう状況はとてもつらいもの。
授乳練習をしたい気持ちと、赤ちゃんに拒否される現実に疲弊してしまっているわしこあらさんなのでした。
「笑顔になれる選択をしていきたい」子育てを通じて思うこと
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出産後すぐにスタートする、赤ちゃんへの授乳。作者・わしこあらさんは出産後、授乳の難しさに直面し、母乳育児を軌道に乗せられない苦しみを味わうことに。出産をすれば当たり前に母乳が出るとイメージする方はいるかもしれませんが。実際は人によりますよね。体質や赤ちゃんの好みによる部分もあり、まさに手探りといったところではないでしょうか?
授乳は親が自分でコントロールできない部分も多いからこそ、他人のさりげない言葉に傷ついたり悩んだりすることも。わしこあらさん自身も、授乳について悩む中でさまざまな考えを聞いてがんじがらめになり、つらい経験をしたといいます。そんな中、信頼する助産師さんの言葉にはげまされ、母乳にとらわれた気持ちから抜け出すことができたそうです。
わしこあらさんは「子どもはママの母乳があってもなくてもママのことが大好き」と作中で語っています。育児にはさまざまな意見がありますが「こうするべき」という誰かの物差しに惑わされず、自分の心が軽くなる決断ができるといいですね。『私が完ミ育児になったワケ』は、育児中に迫られるさまざまな選択に通じるヒントを投げかけてくれるようなエッセー作品です。
わしこあら@育児日記(@washikoala_illust)さんのインスタグラム