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定時に退勤しお子さんをお迎えに行く本田さん。十分に間に合う仕事を明日に回すのは、自分で仕事の調整ができているからです。
それを頼まれたわけでもないのに、腹黒さんは勝手に仕上げて課長に提出。その態度は明らかにこびています。「お子さん優先になっちゃいますよね、周りがサポートしないと」と、本田さんの立場を下げて自分をアピール。人を悪く思わない本田さんは、それを腹黒さんの気遣いだと思おうとするのでした。
どのような環境でも真面目に取り組む大切さを描く
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本田さんの後輩としてリサーチ課に移動してきた腹黒さんは、宣伝部を希望したものの配属されなかったことを不満に思っていました。温かく指導する本田さんに感謝もせず、自分が周りにちやほやされたり、優位な立場に立ったりすることしか考えていないそぶり。強気で身勝手なばかりか、かわいい容姿を利用してマーケティングの本部長と男女の関係になるという驚きの行動もとってしまう始末。
そこまでして会社を自分の意のままにしようとした腹黒さんでしたが、最後は本部長の不正が発覚し懲戒解雇になってしまったことで形勢逆転。宣伝部には、もともと能力を買われていた本田さんが異動することになり、腹黒さんはリサーチ課のままつらい環境で働かなければならなくなったのでした。子育てをしながらも真面目に働き、困った後輩とも向き合い続けた本田さんの努力が報われたのです。
仕事上の人間関係では、苦手な相手とも関わらなければなりません。もしも腹黒さんのような人と一緒の職場になってしまったら…？自分の立ち回りを考えさせられる話です。
