わが子にかけた温かい言葉
家を出た後に忘れ物に気づくとひやっとしますよね。子どものころ、家に取りに帰ったことがあるという方もいるでしょう。もし親として、忘れ物を取りに帰った我が子に何と声をかけますか?学校に遅れないように焦って送り出してしまうかもしれませんね。
パナ子さんの場合は、息を切らして焦っている顔のお子さんに「ある温かい言葉」をかけたそう。しかも、声をかけるだけではなく、あることもしたそうなのですが…。
8時過ぎにピンポーン。
えっ? こんなに朝早く誰!?
モニターに映る8才の姿。どうやら習字道具の忘れ物に気づいて学校から引き返してきたらしい。
家に上がると半泣きで息を切らしてる。「ヤバい」と思って焦ってる顔だ。
「大丈夫だよ!まだ全然間に合う。ちゃんと取りに帰って偉いやん」と↓ ※1
と言ったらわーんと泣き出した。
ギュッと抱きしめ麦茶を飲ませる。
気持ち落ち着かせるため特別にチョコを口に入れる。
「間に合うからね!気をつけていってらっしゃい!」
ふうと一息吐き、こくりと頷くと8才再び学校へ向かった。
だいぶんしっかりしてきたけど、まだまだ小さい愛しき子供。 ※2
母からの「大丈夫だよ!」の声掛け、ギュッと抱きしめられ特別にチョコをもらい最後の「気をつけていってらっしゃい」に励まされて再び学校へ向かえたのでしょうね。「しっかりしてきたけどまだまだ小さい愛しき子ども」と振り返るパナ子さんですが、きっとお子さんは大人になってもこの日を思い出すのではないでしょうか。もしかすると親になってパナ子さんと同じことをするのかもしれませんね。
この投稿には「忘れられない8歳の記憶」「その子も偉いけど、お母さんも偉い」といったコメントが寄せられていました。忘れ物をして不安になったと思いますが、それ以上にパナ子さんに受け止めてもらえて安心したのだと思います。
忘れ物を取りに帰った子どもを焦って送り出してしまいがちですが「温かい言葉をかける」「ギュッと抱きしめる」といった愛情を感じられる素晴らしい投稿でした。