©tsukimama34
©tsukimama34
腰の痛みは病気のサインだったなんて…
主人公のスミレさんにはとても仲良しなサクラさんという妹がいます。サクラさんはあまり病院が好きではなくて、体の不調や生理不順があっても受診をしない人でした。
サクラさんの最初の異変は腰の痛みでした。腰の痛み、だけ聞くと大したことがないように感じますが、大きな病気はすでにサクラさんをむしばんでいました…。
妹に見つかった病気。進行していく様子を見守るつらさ
©tsukimama34
©tsukimama34
©tsukimama34
©tsukimama34
©tsukimama34
©tsukimama34
©tsukimama34
©tsukimama34
©tsukimama34
©tsukimama34
©tsukimama34
子宮頸がんが発見されたサクラさん。そのときはすでに状態がとても悪く、手術が難しい状態でした。サクラさんはすぐに入院をします。つらい処置にも懸命に耐えるサクラさん。そしてそれをずっと近くで見守り支えようとするスミレさん。
いつも気丈だったといサクラさんの本音…。治るのか、このまま治らないのか、そんな不安をずっと抱えて過ごす日々はどんなにつらく孤独でしょう。
見守るスミレさんも、サクラさんの恐怖に寄り添います。病気は本人はもちろん、周りの人もつらく大きな悲しみを抱くことがよく分かりますね…。
もう、がんばらなくていいよ…
©tsukimama34
©tsukimama34
©tsukimama34
©tsukimama34
病状が悪化していくサクラさん…。痛みに耐えることにも限界が近づいてきます…。スミレさんはサクラさんに寄り添い続けます。明日の自分がどうなるのか分からない恐怖と戦うサクラさんにとって、スミレさんの存在はどれほど大きな心のよりどころだったでしょう。
なぜ、こんな仲のよい姉妹が病気によって引き裂かれなければならないのでしょうか…。頑張り続けたサクラさんの、最後の弱音。スミレさんはもう頑張らなくていいよと答えます。
本編では、サクラさんが弱っていく姿を直視できず、避けてしまうお母さんの様子も描かれます。身近な家族が病魔に襲われていると知ったとき、どのように支えていけばよいのか考えさせられるお話です。