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寝たきりの母に近づく最期、20代娘が後悔しないためにしたこと

60代で寝たきりになってしまった母親の介護をするため実家へ戻ってきたキクチ│片耳なんちょー(@kkc_ayn)さん。ところが母の体力は日に日に低下。ついに医師から最期が近いと告げられます。そしてキクチさんのパートナーにも現状を告げると仕事を調整して会いにきてくれました。母の介護をするキクチさんを見て思うところがあったパートナーから翌日にプロポーズされました。家族や生きることについて改めて考えさせられる漫画作品『20代、親を看取る』をダイジェスト版でごらんください。

©kkc_ayn

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母が喜んでくれている?

母の介護で慌ただしい日々を送っているキクチさん。そんな中人生の転機が訪れました。

キクチさんの母の最期が近いと知ったパートナーは仕事を調整して訪ねてきてくれました。介護をするキクチさんの姿を見てパートナーは静かに涙します。

そして翌朝、電話でプロポーズされました。さらに翌日再び家に訪れ正式にプロポーズ。母へも報告します。プロポーズから両家の顔合わせまで一気に進行しました。

病気のせいで言葉も表情も乏しくなってしまった母でしたが、キクチさんの結婚を喜んでいるようです。母のうれしい気持ちがじんわりと伝わってくる、そんな不思議な夜を過ごします。

そして絶対に家族3人での写真を撮りたいと考えていたキクチさん。実は最悪の事態を想定していましたが、何とか撮影の日を迎えることができます。

写真撮影をがんばってくれた母

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キクチさんの念願だった家族写真の撮影当日を無事に迎えることができ、素敵な写真をたくさん撮ることができました。

ところがその日の夜からさらに容態が悪化してしまった母。自宅で酸素注入が始まります。

介護の負担が増えていく

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日に日に体力が落ちていく母を目の当たりにし「終わり」を覚悟し始めたキクチさん。もうすぐ大変な介護の生活から解放されるのと同時に、母がいなくなってしまう悲しさが混在し心がぐちゃぐちゃになってしまいます。

「母のためにできることはしたい」と思い自宅介護を始めたキクチさん一家。ところが介護は想像以上に大変なことばかりでした。時には心も体もボロボロになってしまうことがありました。

それでもヘルパーや看護師、医師などたくさんの人に支えられながら続けてきた介護。日々母の容態の変化を目の当たりにしているからこそ自然と「最期」について覚悟をします。

最愛の家族とともに過ごす限られた時間。悔いのないように過ごすためにはどのような道を選択すればいいのか?生きることについて、改めて考えさせられる作品です。

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