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子どもたちが、自分の選択に自信をもって人生を歩んでいけるように、「性教育」の授業を行った、おたんこ助産師さん。しかし、初めての授業の感想は、予想外な結果だったのです…。
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学校から、授業の感想が送られてきました。子どもたちに「性教育」は、どのように伝わっているのでしょうか…。
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「SEXはこわいもの」という感想が、多々見受けられた様子…。おたんこ助産師さんは、子どもたちの予想外の反応に衝撃を受けます。
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「リスクばかりが伝わってしまった?」と頭を抱える、おたんこ助産師さん…。正確な思いを伝えることの難しさについて、痛感します。
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これでは、自分が昔受けた「性」を抑制し、遠ざける…といった性教育のようになってしまう可能性があります…。中高生の妊娠・出産のリスクを伝えることは、とても重要なこと…。ですが、おたんこ助産師さんは、それ以上に伝えたい思いがありました。
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子どもたちに「どう伝えればいいか」「どうやったら伝わるか」…おたんこ助産師さんの試行錯誤の日々は続きました。そして、時は流れ、おたんこ助産師さんも結婚します。
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中高生の性交渉や妊娠には、身体的にも社会的にもリスクが伴います。しかし、妊娠・出産の尊さも伝えなければいけません。どちらかを強調して伝えるのではなく、人生の選択肢となるような性教育を行うにはどうしたらよいのか…。
人に伝えることの難しさを痛感した、おたんこ助産師さん。それから数年後、自身も赤ちゃんを授かり、授業を行うことになりました。
🔴【続きを読む】 「赤ちゃんがいます」リスクだけじゃない!新しい性教育のカタチ
「人生の選択」のための性教育
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おたんこ助産師(@otanko_mw)さんは、高校生で出産する選択をした親友の生きざまを見て、一方的な価値観を押し付けるような「性教育」に対し、疑問を持ちました。性教育では、性行為のリスクだけではなく、幸せになるためのさまざまな選択肢を伝えることが大切だと思ったのです。
学生の妊娠は、身体・生活・進路とさまざまな面でリスクが考えられるため、周囲の大人は性行為自体を否定するだけになりがちです。しかし、性行為は、愛する人との間に新しい命を生み出す行為でもあります。そして、生まれた命には、「育てる責任」が伴い、自身の人生の選択肢にも変化があることを、ていねいに伝えられるといいですね。
「何のために生きるのか」「誰を思って生きるのか」それらの答えは、一人一人違います。自分で考え、選択を積み重ねながら生きていく私たち…。性教育を学ぶことは、自分の人生を大切に生きるためだけでなく、他人を大切にすることでもあります。『親友の妊娠』は、子どもたちに性についてどう伝えるか、改めて考えさせてくれる作品です。
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