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まだ慣れない転職先の職場で、M子さんの癒しになっていたイケメン社員のO野さん。あまり接点があるわけではありませんでしたが、時おりM子さんに話しかけてくれることもあり、M子さんにとってO野さんは社内での貴重な癒し的存在でした。
しかしある日、O野さんは同じ会社のA支店へ転勤になることに。M子さんはその事実にショックを受け、業務中もいろいろな考えが頭を巡ります。M子さんの職場とA支店では接点もなかなかないため、M子さんはせめてO野さんの連絡先を知りたいと思います。
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O野さんの転勤先は同じ県内と言えど、遠くて業務上の交流は全くない場所。二度と会えないのではないかと思い、せめて連絡先だけでも知りたいと思うM子さんの気持ちは、共感できる人もいるのではないでしょうか。
恋愛感情に限らず、親しかった同僚や職場の人と離れるのは寂しい時もありますよね。職場のつながりの場合、連絡先を知っていてもその後実際に会うかどうかは分かりませんが、他生の縁は大事にしておきたいところです。
他人と比べず、ありのままの自分を大切に
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このお話は、アイドルオタクで恋愛経験が少ないM子さんが、職場のイケメン社員に恋をするお話です。M子さんが会社で孤独を感じていたところに現れたイケメン社員・O野さん。優しくされるたびに気持ちが揺れますが、彼には彼女がいることをM子さんは知ってしまいます。
彼女がいるのに、別の女性を気軽に誘うO野さんの人柄を知り、気持ちがしぼむM子さん。また、先輩社員のKさんともうまくやっていけず、M子さんは社内での人間関係に頭を悩ませます。
しかし、そうした日々を過ごす中で、自分にできること・人にはいろいろな面があり、それぞれが個々に事情を抱えて生きていることを学び、M子さんも人と比べて落ち込むのではなく、自分を大事にしようと決意します。
仕事や人間関係、そして恋愛など、日々心を悩ませるできごとがあっても、今できることを精一杯行い、明るく前を向いて生きようとするM子さんの姿を通して、地道に一歩一歩進んでいくことの大切さが学べる作品です。