©︎mochi_mikan_0123
たくさんの経験を積んだ産後の入院生活も終わり、無事に退院となった持田さんと赤ちゃん。迎えにきた夫と一緒に病院を後にします。
外に出ると冷たい風が吹き抜け季節が変化していたことに驚く持田さん。確実に日々が過ぎていたこと、そして退院を迎えたことを実感する持田さんでした。
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入院初日と比べ、持田さんの表情は明らかに穏やかになりました。産後の不安な気持ちは、5日間の入院生活の中でどう変わったのでしょうね。
持田さんにとって長く感じた5日間の入院生活は、赤ちゃんへの思いや自分との葛藤など、忘れられない思い出になったことでしょう。
産後は頑張りすぎず、周囲に頼りましょう
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本作は、著者・もちみかんさんの産後入院に関する体験談が描かれています。男の子を出産した主人公・持田さんは、産後の体の変化や母親になることへの葛藤、そして慣れない赤ちゃんのお世話など、不安でいっぱいな中毎日泣いていたといいます。しかし、入院中の経験を通じ、退院後には「孤独じゃない」と救われた気持ちになりました。
産後の入院生活は「孤独・先が見えない・睡眠不足」という地獄の5日間だったと、持田さんは後に振り返ります。メンタルが弱っているときは、新生児室にわが子を見に行きたいという気持ちにすらなれなかったという持田さん。
入院中は、他人と比べたり、世間体を気にしたりと、持田さんの気持ちは沈みがちに。そんな中で力になったのは、助産師さんの励ましやアドバイスでした。周囲の人たちからの寄り添いもあり、日を追うごとに母としてできることが増えるうれしさも感じるようになっていきます。
初めての出産では不安にならない人はいないはず。痛みやつらさを抱え込まず、家族や助産師さんに相談することはとても大切です。持田さんの場合、夫や実母、義母と支えてくれる家族がいたことは本当に心強かったと思います。
持田さんが入院生活で体験したことを描いたこの作品は、これから出産に臨む方の励みになるはず。出産に対する前向きな気持ちを得られる作品です。