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妻・逃子の行動は、復職後1年を過ぎた辺りから明らかに変わっていきました。泊りがけの外出が増え、休日も家族で一緒に過ごす時間が持てません。
少しずつ妻への不信感が募っていたある日、夫の太一は妻が見知らぬ男性と仲睦まじく写る写真を見つけてしまいます。妻の不倫を確信した太一は、義母に全てを打ち明けます。
義母も娘の行動に言葉を失いますが、自分から娘に連絡すると太一に告げるのでした。
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娘の夫から「妻が不倫をしている」と報告を受けたら、母としては言葉を失いますよね。
逃子さんの母はどんな気持ちでこの言葉を受け止めたのでしょうか。
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義母はさっそく自分の娘に確認の連絡を入れたようですね。ここで太一の言葉を信じて行動に出てくれたのはありがたいです。
一方、当の逃子さんは夫からの連絡も母からの連絡も無視をしている状況です。
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全く連絡もなく家を空ける妻でも、幼い娘にとっては母親です。無邪気に「みんなでご飯を食べたい」という言葉には、太一も本当に苦しい気持ちになったでしょう。
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何も知らない幼い娘の言葉に胸を痛める太一さんの気持ちを思うと苦しくなりますね。
一方、大人側はどうにか当事者の逃子さんに連絡を取ろうとしています。夫の連絡には何も反応をしなかった逃子さんですが、ある日太一さんのもとに、義母から「連絡が取れた」と報告がありました。どういう状況でも、一歩前に進めそうで良かったですね。
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不倫は、自分以外の周りの人を傷つける行為
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夫・太一さんと幼い娘をないがしろにし、家庭を裏切った妻・逃子さんの不倫。逃子さんは取引先の太郎さんに「自分は独身」と偽って交際していましたが、実は太郎さんも4人の子を持つ既婚者でした。双方の家族を交えた話し合いの末、不倫関係は解消され、太郎さんは家庭に戻ります。
一方、反省の見えない逃子さんに対し、太一さんの気持ちは戻らず離婚と娘の親権を持つことを決意。離婚に際して、逃子さんからの要望はかなわず、娘は太一さんと暮らすことになりました。
離婚から3年後、逃子さんが倒れたという連絡を受けた太一さん。病室で再会した逃子さんとその母親は「もう一度やり直したい」と願い出ますが、太一さんの心は変わりませんでした。
一度壊れた信頼は、簡単には元に戻せません。不倫は家族はもちろん、信頼していた周囲の人の心も踏みにじる行為であり、その代償は大きいものです。大切な人との関係を守るには、日々の思いやりと責任ある行動が欠かせないのではないでしょうか。当たり前すぎて忘れがちだけれど最も大切なことに、改めて気づかされる作品でした。
てん 夫は不倫相手と妊活中【電子書籍発売】(@sare.ta.ga.wa.hell)さんのインスタグラム
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