©神谷もち
🔴【第1話から読む】コーヒーをシンクに捨てた夫…妻の"優しすぎる一言"に「二度と飲むなってこと?」と逆ギレ
かすみさんは、「コーヒーを飲むな」とは言っていないのに、夫・すぐるは意見をゆずりません。簡単なお願いも受け入れてくれない すぐる。それどころか、「自分は外で働いて稼いでいるんだから、家のことをもっと頑張ってくれ」と言い始め…。
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飲み残したコーヒーをシンクに流す様子を見て、かすみさんは、「水で流してほしい」とお願いしただけだったのですが…。
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どうやら、すぐるは思い込みが激しいタイプのようですね。言葉を拡大解釈して、極論を展開してしまいます。
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そんな、すぐるに対し、やさしく誤解を解こうとする かすみさん。ですが、「専業主婦である妻がやればいい」と言い出しました…。
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すっかり、主旨がすり替わってしまったように感じられますね。
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すぐるは、自分の行動が指摘をされ、非難されていると受け取ってしまったのでしょうか…。かすみさんは、ささやかなお願いをしたつもりが、すぐるから「専業主婦なんだから」「もっと頑張れ」というような言葉をかけられてしまいましたね。
力なく、「いってらっしゃい」と声をかける かすみみさんの表情が気になります。
🔴【次話を読む】年収1000万円・ハイスペ夫が悩む「妻のヒステリー」の実態とは
「家族のために頑張ってる」のは同じ
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本作は、モラハラ気質の夫と向き合う専業主婦の姿を通じ、「家族」のあり方を問いかける物語です。
かすみさんは、家事や育児を一手に担い、2人の娘を育てながら、夫・すぐるさんを支えています。日々の生活の中で、子どもたちの将来を考え、家族を思いやり、夫にもねぎらいの言葉を欠かしませんでした。ですが、すぐるさんは、そんな、かすみさんの人生や気持ちに寄り添おうとはしません。
「自分が稼いでいるから」「妻が家庭を守るのは当然」と考え、かすみさんの努力に感謝することなく、思い通りにならないと怒りをぶつけてしまいます…。
そして、すぐるさんのある行動をきっかけとして、かすみさんはついに、「離婚」を意識し始めます。
「家族のために」という気持ちは、本来、互いを思いやることから生まれるもの。独りよがりになれば、それは、ただの「押し付け」になってしまいます。一番近くにいるのは、他でもない「家族」です。家族への感謝や思いを、日々、言葉や行動で伝えることの大切さを、静かに教えてくれる作品です。
神谷もち(@mochidosukoi)さんのブログ『もちログ』
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