©神谷もち
🔴【第1話から読む】コーヒーをシンクに捨てた夫…妻の"優しすぎる一言"に「二度と飲むなってこと?」と逆ギレ
「3日以内に手紙を書く」こともせず、すぐるは4日目の朝を迎えていました。そして、給料日の今日…職務を放棄した妻へ、生活費は払わないと決めていて…。
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妻と娘が実家に帰っているころ、すぐるはどのような生活を送っているのでしょう?
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シンクには洗い物がたまっています。
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洗濯もしていないようですね。かすみさんがいないと、日常のことが回らないようです。
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日ごろ、かすみさんがいるからこそ、すぐるは心地よい生活を送れているのですね。感謝の気持ちではなく、「迷惑な女」と吐き捨てるところが、とても残念です。
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すぐるは、実家に帰った かすみさんが、困ってそのうち帰ってくるだろうと、気楽に考えているようです。
かすみさんや子どもたちは大切な家族なのに…。すぐるの考え方は、まるで雇用主と従業員の関係のようです。「生活費を払わない」という考えにしか至らないのが、とても悲しいですね。
🔴【次話を読む】「大好きだった」妻が選んだ答え…郵便ポストに入れた夫への”ケジメ”
「家族のために頑張ってる」のは同じ
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本作は、モラハラ気質の夫と向き合う専業主婦の姿を通じ、「家族」のあり方を問いかける物語です。
かすみさんは、家事や育児を一手に担い、2人の娘を育てながら、夫・すぐるさんを支えています。日々の生活の中で、子どもたちの将来を考え、家族を思いやり、夫にもねぎらいの言葉を欠かしませんでした。ですが、すぐるさんは、そんな、かすみさんの人生や気持ちに寄り添おうとはしません。
「自分が稼いでいるから」「妻が家庭を守るのは当然」と考え、かすみさんの努力に感謝することなく、思い通りにならないと怒りをぶつけてしまいます…。
そして、すぐるさんのある行動をきっかけとして、かすみさんはついに、「離婚」を意識し始めます。
「家族のために」という気持ちは、本来、互いを思いやることから生まれるもの。独りよがりになれば、それは、ただの「押し付け」になってしまいます。一番近くにいるのは、他でもない「家族」です。家族への感謝や思いを、日々、言葉や行動で伝えることの大切さを、静かに教えてくれる作品です。
神谷もち(@mochidosukoi)さんのブログ『もちログ』
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