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疑われたままではいけない!ママ友に着せられた【商品券泥棒の濡れ衣】晴らす唯一の方法は?

このお話では、内向的な性格のママ・ハルコと、社交的で明るいママ・ユウコの間で起きたトラブルが描かれます。消えた商品券について、盗んだという濡れ衣を着せられているハルコ。ユウコからの無視は続き、娘にも影響が出始めて…。『消えた商品券、濡れ衣を着せられた話』第7話をごらんください。

Ⓒママリ

【第1話を読む】消えた商品券、濡れ衣を着せられた話

ユウコさんから園内で無視される日々は、さらに続いていました。ユウコさんの態度は相変わらず。そして最近気になりだしたのは、他のママさんの様子です。

気のせいと思いたいけれど、あいさつしても返ってこなかったり、目が合ってもすぐに逸らされたりすることが増えた気がするのです。立ち話の輪に、なんとなく入りづらい空気を感じることもありました。

ユウコさんが、何か言ったのだろうか…。

「ハルコさんがうちに来た日に商品券がなくなったのよ」
「問い詰めても、知らないって言うだけで…」
「みんなも気を付けてね」

そんな風に、他のママさんたちに話しているのかもしれない―――。根拠はなくてもそうじゃないかと思うと思考が抜け出せなくなります。孤立していくような感覚に、息が詰まりそうでした。

もともと人付き合いが得意ではない私が、保育園という狭いコミュニティーの中で疑いの目を向けられるのは、想像以上に精神的なダメージが大きかったのです。

そして相変わらず一番つらいのは、娘のメイへの影響。あんなに仲良しだったココナちゃんが別の子と公園で遊んでいるのを見かけ、ショックを受けることがありました。

メイ「ココナちゃん、メイより他のお友だちが好きなのかな?」
ハルコ「ううん、本当はメイのことも大好きだと思うよ」

娘を力強く抱きしめながら、事態の理不尽さに改めて向き合いました。

(このままではいけない。何か行動を起こさなければ)

このまま時間が解決してくれるのを期待するだけでは、私だけでなく、メイまで傷つき続けてしまう。

もう一度だけ、ユウコさんに話しかけてみよう。
無視されるかもしれないし、冷たくあしらわれるかもしれない。
でも、このまま何もしないよりはいいはずだ。
証拠は出せなくても、何度でも無実だと言い続けるしかない。

明日の朝、保育園で。もう一度だけ、勇気を出してみよう。

そう決意したものの、心臓は不安でバクバクと音を立てていました。
もしも周りのママさんたちの前で、犯人だと言われたら…。
怖い。でも、やるしかない。

私はぎゅっと拳を握りしめ、明日の朝に向けて、心の準備を始めました。どうか、少しでもいい方向に向かいますように…。祈るような気持ちでした。

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【全話読める】
消えた商品券、濡れ衣を着せられた話

たった1つのできごとで見えてしまった、ママ友の本質

このお話では、同じ園に子どもを通わせるママ友同士のトラブルが描かれます。内向的なタイプ主人公・ハルコと仲良くなったのは、明るい人柄のユウコ。2人は同い年で子ども同士も仲がよく、送り迎えで顔を合わせるうちに徐々に距離を縮めていきました。

ところがある日、ユウコの商品券の所在がわからなくなるトラブルが発生。ユウコはその日に自宅に遊びに来ていたハルコを疑い始めます。当然、ハルコは身に覚えがありませんが、盗っていない証拠も出せない状態。2人の仲は険悪なものになってしまいました…。

トラブルを通じて見えてきたのは、明るい性格だと思っていたユウコの、相手を疑ってかかる本質。見たくない部分を見てしまったハルコは、ママ友との付き合い方を見直す決心をします。誰に降りかかるかわからないトラブルから、人付き合いについて改めて考えさせられる作品です。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

サムネイルイラスト:まい子はん

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