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ミスを指摘されたTさんは、「だまっておけばいい」と言います。課長も冷静に返答しますが、Tさんはあろうことか開き直った態度で「部下のミスは上司の責任」と責任転嫁し始め…。
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顛末書を書くよう言われた、Tさん。本社へ報告すると言われ、「だまっておけばいいだけですよね?」と言い始めます。それは、課長に対して、隠ぺい工作に協力しろと言っているも同然でした。
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さらに、「部下の責任は上司の責任」「ワザとじゃないのに何で責められるのか」と続けるTさん。課長はもう、あきれて言葉が出てこない様子です。
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顛末書を今日中に書くよう命じ、その場を後にする課長。Tさんはまだ食い下がろうとします。どこまでも保身に走ろうとするTさんでしたが、課長は相手にせず、顛末書を書くことを強く命じて立ち去りました。
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これ以上言っても、自分の主張は通らないと悟ったTさん。おとなしく顛末書を作成します。発表内容の盗作や、責任転嫁…様々なトラブルを起こしてきたTさんですが、根本的には何も変わっていなかったのです。
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Tさんは自分のミスを隠蔽し、上司に責任をなすりつけようとします。そんなTさんを前に、課長は毅然とした態度で、顛末書の提出を指示しました。表面的に変化が見られたとしても、ものの考え方や感じ方など、根本的に人が変わるというのは、とても難しいことですよね。
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いろんな価値観が交差する職場
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どんな環境でも、人が集まればいろいろな考え方や行動の違いがあるものです。職場もまた例外ではなく、単に仕事をこなすだけの場所ではありません。日々、多くの人が関わりを持つ、「小さな社会」のようなものだと感じさせられますね。
Tさんは、上司や同僚から注意を受けても、自分のやり方を貫き、周囲に混乱をもたらしました。周囲の人はトラブルに巻き込まれながらも、Tさんの長所をいかそうとしたり、名誉挽回のために場を提案したりと、柔軟に対応をしました。しかし、最終的には、そんな配慮に対しても裏切られる結果となります。
一方、Tさんとの関わりを通じて「どうしたら理解し合えたか」「どこで線引きをすべきか」など、職場での人間関係について向き合う機会にもなりました。人はみんな違って当然。だからこそ、丁寧に理解をすり合わせていくことが大切なのかもしれませんね。
職場での人間関係について、改めて考えさせられる内容であり、「働くこと」と「人と関わること」の両方の難しさと温かさを描いた作品でした。
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