「勇気出して行って良かった」膣内射精障害のカレは病院でどんな治療をしてるの？｜カレは最後までイカナイ

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【1話から読む】カレは最後までイカナイ

E原さんの「病院へ行く」というメールに返信したS葉さん。その夜、カレから「ビデオ通話できる？」という連絡がきました。E原さんは、S葉さんに膣内射精障害の治療の経過を直接話してくれ、病院に行って良かったと言いました。

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E原さんからメールが届き、ビデオ通話をすることになりました。S葉さんはびっくりしてスマホに向かって叫んでいます。

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S葉さんは緊張しつつも、久しぶりのE原さんの顔を見て「変わっていない」と思うのでした。

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S葉さんは、E原さんに病院について聞きました。カレは先生も看護師さんも良くしてくれるといい「行って良かった」とも思ったそうです。

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E原さんは、病院での治療についてS葉さんに話してくれました。そして治療には時間がかかること、精神面でのカウンセリングも受けていると教えてくれました。

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E原さんの病院での話をS葉さんは興味深そうに聞いていました。そんなE原さんが病院に「行って良かった」と思っていることも以前に比べると大きな進歩ですよね。そして、自分から病気のことを話してくれるカレを見て、S葉さんもうれしい気持ちになったのではないでしょうか。さらにE原さんは、自分と同じ悩みを抱える男性がいることや、カップルや夫婦も来院していることも教えてくれました。S葉さんはカレの話を聞いてどう思うのでしょうか。

🔴【続きを読む】「私も病院に行っちゃダメかな？」恋人でもないのに考えるより先に口に出てしまって…

男性にも性の悩みはあるもの、一人で抱え込まずパートナーと一緒に解決を

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この作品は、主人公・S葉さんの恋人であるE原さんが抱える、男性側の性に関する悩みにどう向き合っていくかが描かれたお話です。恋人として戸惑いながらも、S葉さんが少しずつ相手の気持ちに寄り添い、一緒に向き合っていく姿が丁寧に描かれています。

ひとり暮らしを始めたS葉さんは、ひょんなことから隣の部屋のE原さんと知り合い、やがて恋人関係に発展。性行為では男性側はいわゆる「イク」という射精があるもの。しかし、S葉さんはE原さんと何度体を重ねてもカレが射精をせずに行為を終わらせてしまうことに混乱します。

S葉さんが自分が原因なのかと悩む中、やがてE原さんが「膣内射精障害」だということがわかりました。E原さんは病気というわけではないと病院に行くことをためらいますが、S葉さんは彼を責めることなく、気持ちに寄り添いながら少しずつサポートしていきます。その姿勢がきっかけとなり、E原さんも自らの状況を受け入れ、専門の病院へ足を運ぶようになります。そこで、同じ悩みを持つ男性たちが少なくないことや、パートナーと一緒に治療に取り組むカップルもいることを知るのです。

性に関する悩みは、なかなか人に言いづらく、一人で抱え込みがちです。でも、どちらか一方が抱える問題であっても、ふたりで共有し、協力し合うことで乗り越えていけることもあるはずです。また、このような性にまつわる課題は、若いうちから正しい知識を持つことも重要です。家庭の中で安心して話せる雰囲気があると、将来大きな悩みを抱えずに済むかもしれません。この作品は、パートナーとの関係や性との向き合い方について、あらためて考えるきっかけを与えてくれる内容となっています。

紙屋束実さんのブログ『闇落ち女子トーク』

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