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ある日、外出の途中で、しばらくぶりに問句さんとばったり遭遇したナエくまさん。
問句さんはさっそく、食事の後でトイレで戻しているという女性の話を始めるのでした。
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店長から、その女性客が、問句さんには迷惑をかけていないと聞いていたナエくまさん。
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オープン前のトイレ掃除を担当しているナエくまさんも、特にトイレが汚されていたことはありませんでした。
ですが、問句さんは「毎回トイレでゲーゲー言ってる」と主張。トイレは客席から離れたところにあるのですが…。
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聞いていると、問句さんは女性のラーメンの食べ方すら気に入らないとのこと。「見てて嫌になっちゃうよ」と言いますが…。
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聞けば聞くほど、問句さんの女性への愚痴は、いちゃもんのレベルであると感じるナエくまさん。
その上極め付けには、問句さんはその女性と話したこともないのだそう。
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その女性が、問句さんには迷惑をかけていないことを指摘しても、「トイレで吐いている」と主張を変えない問句さん。トイレは客席から遠いため、そんな様子はうかがえないはずです。
聞けば問句さんは、女性と話したこともないとのこと。ほとんどいちゃもんレベルの愚痴に、ナエくまさんも「気にしなくていいのでは」としか言いようがありません。
【続きを読む】「見ているだけでムカつくのよ」それだけの理由で愚痴るクレーマー
口を開けば不満ばかり…自分本位の言動の結果は自分に帰ってくる
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ナエくまさんが働く飲食店の常連客・問句さんは、いつもどこか不満げで、他人への愚痴が絶えない人物でした。ある日も「同じ時間帯によく来る女性が、食後にトイレで吐いている」と決めつけ、それを“気に入らない”とナエくまさんに話してきたのです。しかしその話に確証はなく、ただの思い込みのようでした。
その後も問句さんは、特に根拠もなく他のお客さまを悪く言ったり、勝手な想像で相手を批判したりと、不快な発言を繰り返します。店長が注意を促しても態度は改まらず、相手を否定する言動は続いていました。
ある日、ナエくまさんがよく行くお店で、煙草の煙を吸いたくないにもかかわらず喫煙席に座るという自分本位の振る舞いからお客さまとトラブルを起こしてしまいます。見かねた店主によって問句さんは出禁を言い渡されることになりました。飲食店は、多くの人が一緒に過ごす場所です。仕事や勉強の緊張から解放され、気分良く食事ができるペースであるのが理想的ではないでしょうか。自分本位な振る舞いは、結果的に自分の信用や居場所を失うことにつながると気づかされるエピソードです。
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