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休日の朝、ナエくまさんに問句さんからグチの電話がかかってきます。内容はもちろん、問題の女性客のことでした。
ひとしきりグチった後、女性客が店のトイレで戻さなくなったと問句さんは言います。それであれば、そもそもの問題は解決されたわけで、もういいのでは…とナエくまさんは思いました。
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女性客がトイレで戻さなくなったら、もう気になることもないのでは…。ナエくまさんは思いましたが、なぜか問句さんは「そんなことないのよ」と言います。
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店で戻さなくても、どこかで戻していると思っている問句さん。根拠なく「絶対そう」と言いますが、さすがにしつこいと感じるナエくまさん。
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もし女性客がどこかで戻していたとしても、問句さんにはまったく関係のないことです。なぜ執着するのかわかりません。
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店を出た後、女性客はバスで帰るのだそう。その途中のどこかでバスを降り、「多分」戻しているのだと、問句さんは言い張ります。
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女性客がトイレで戻さなくなったと聞き、それであればもう問句さんが気にすることはないのでは、とナエくまさんは思います。しかし問句さんは、店の外のどこかで戻していると決めつけるのです。例えば、バスを途中で降りて戻しているのではないかと言います。
ですがあくまでそれは想像の話。問句さんはそれでも「多分」と思い込んでいるようでした。
【続きを読む】そして女性客は店に来なくなった…客を失ってがっかりする店員たち
口を開けば不満ばかり…自分本位の言動の結果は自分に帰ってくる
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ナエくまさんが働く飲食店の常連客・問句さんは、いつもどこか不満げで、他人への愚痴が絶えない人物でした。ある日も「同じ時間帯によく来る女性が、食後にトイレで吐いている」と決めつけ、それを“気に入らない”とナエくまさんに話してきたのです。しかしその話に確証はなく、ただの思い込みのようでした。
その後も問句さんは、特に根拠もなく他のお客さまを悪く言ったり、勝手な想像で相手を批判したりと、不快な発言を繰り返します。店長が注意を促しても態度は改まらず、相手を否定する言動は続いていました。
ある日、ナエくまさんがよく行くお店で、煙草の煙を吸いたくないにもかかわらず喫煙席に座るという自分本位の振る舞いからお客さまとトラブルを起こしてしまいます。見かねた店主によって問句さんは出禁を言い渡されることになりました。飲食店は、多くの人が一緒に過ごす場所です。仕事や勉強の緊張から解放され、気分良く食事ができるペースであるのが理想的ではないでしょうか。自分本位な振る舞いは、結果的に自分の信用や居場所を失うことにつながると気づかされるエピソードです。
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