🔴【第1話から読む】妊活中の私に義母が放った"衝撃の一言"!「お金かかるでしょ?孫はいらない」の冷酷な言葉にショック
今回のお話は妊活中の主婦・ハナの視点で描かれます。
義母の「孫を生んで欲しいと思わない」発言、夫はどう思ってる?
義実家から自宅に戻った後も、義母の発言が頭から離れませんでした。「孫を生んで欲しいと思わない」なんて、私にとっては本当にショックな言葉でした。そのモヤモヤを、夫のタクミに聞いてもらいました。
「私が不妊治療のこと話したらさ、お義母さん、『不妊治療ってお金かかるんでしょ?』とか『孫を生んで欲しいと思わない』って言ったよね。あれ、どういう意味だと思う?かなりショックだったよ」
私は、義母の発言を一つ一つ、怒りを込めてタクミに伝えました。
「うちの母は、そんなにお金持ちじゃないけど不妊治療の話をしたらすぐに援助してくれたし、今は精神的にもすごく支えてくれてるよ。お義母さんとお義父さんは毎年旅行に行ってるし余裕がないわけじゃないよね?なのに、あんな言い方ないなって」
タクミは黙って私の話を聞いてくれていました。いつものことですが、こんな時も静かに聞いてくれるのが、彼の良いところでもあり、たまに物足りなく感じる部分でもあります。でも、私の話が終わると、彼はゆっくりと口を開きました。
「ハナ、もしかすると、母さんは俺たちに言わない問題があるのかもしれない」
「え?」
私は驚いてタクミを見つめました。
「年始に父さんの親…つまり俺のおばあちゃんが施設に入っただろ?あの施設費が、実はかなり高額らしいんだ。昨年まで母さんが介護してたけど、体力的にもキツくて体調を崩したって言ってて。それで年始に急遽、空いてる施設に入所してもらったんだよ」
タクミの言葉に、私はハッとしました。確かにおばあちゃんの介護が大変だとは聞いたことがありました。でも、他の親族もいるのでみんなで協力して施設に入れたんだと思っていて…。でも実際には、タクミの父の兄妹はそれぞれに事情があり、あまり援助してもらえなかったらしい。
タクミは続けて言いました。
「母さんは子どもが好きだから…。前にも『早く孫の顔が見たい』とか『孫が楽しみだ』って俺には言ってきてたんだよ。でも、それはハナにとってプレッシャーだと思って、俺が言わなかったんだ。母さんは本当は孫が見たいはずだよ」
義母は義母なりに、私の状況を気にしてくれたのかもしれない。タクミの言葉で、少しは気持ちが変わりました。でも、やっぱり「孫を生んで欲しいと思わない」「支援できない」とだけ言ってきた義母の対応には、納得できずにいました。
🔴【次の話を読む】息子との電話で義母「そんな…」不妊治療中の嫁への発言を激しく後悔…『申し訳ない気持ちでいっぱい』
あとがき:相手の事情は目に見える部分だけではわからない
このお話では、ハナさんの不満が爆発し、そこから夫タクミの視点を通して、義実家の知られざる事情が明らかになります。私たちはつい、自分の見えている情報だけで相手を判断しがちですが、その裏には複雑な背景が隠されていることがあります。
特に、お金や介護といったデリケートな問題は、家族であっても言えない、言わない選択をすることがあるのですね。夫婦で話し合うことで、新たな真実が見えてくることもある、という大切な教訓を含んでいます。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
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