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「バチン!」輪ゴムで弾かれるような誘発筋電図検査|産後、顔面マヒを患った話

この漫画は、作者・みうらまるこ(@miura_maruko)さんが産後の過酷な育児による疲労で顔面麻痺を発症し、授乳の中断や入院を乗り越えて回復するまでをありのままに描いた作品です。『産後、顔面マヒを患った話』第5話をごらんください。

©miura_maruko

【1話から読む】2人目出産後に顔半分が麻痺、限界を超えた母|産後、顔面マヒを患った話

マッサージや点滴の治療を受けながら入院生活を過ごしたみうらまるこさん。定期的に母乳を絞って、退院後の授乳に備えていました。

©miura_maruko

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3時間おきに手で搾乳し、母乳の分泌を止めないようにしたのです。入院中で時間があったとはいえ、定期的な搾乳を続けるのは大変だったことでしょう。

©miura_maruko

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顔面麻痺の治療期間や損傷の度合いを調べるため、誘発筋電図検査を行います。これにより今後の経過が予想しやすくなるのです。

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退院後も服薬の治療が1週間続くので、すぐに授乳再開というわけにはいきませんでした。もちろん顔面麻痺の治療が最優先だと頭では分かっていても、早く赤ちゃんに母乳を飲んでもらいたい気持ちががあるもの理解できますね。

薬によっては、母乳に移行する量が少ないため服薬しながら授乳できることもあります。ただし、新生児は薬を代謝する機能が未熟なので注意が必要なのです。

【続きを読む】ボロボロな姿。新生児と長女、ダブル育児を背負ってくれた実母に感謝|産後、顔面マヒを患った話

【全話まとめて読む】
産後、顔面マヒを患った話

お母さん、自分を「後回し」にしないで

©miura_maruko

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産後の母親の頭の中は、24時間体制の新生児育児やまだ小さい上の子のお世話など「子育て」でいっぱいです。さらにホルモンバランスの乱れや免疫力の低下も重なり、体調を崩しやすい時期でもあります。そんな中で無理を続けてしまうと、疲労が蓄積し、顔面麻痺など思いもよらない病気につながることもあります。

この極限状態の中で無理を続けると、知らず知らずのうちに疲労が蓄積されて、今回のエピソードのように顔面麻痺などの思わぬ病気を引き起こすリスクがあるのです。

しかし、お母さん自身は子育てに必死なあまり、自分の体調の変化を後回しにし、気づけないことが多いのが実情ですよね。

だからこそ、家族や周囲の人が、お母さんの心身の状態の変化に積極的に注意を払う必要があります。そして、お母さんが心身ともに無理なく子育てに臨めるよう、家族の協力はもちろん、自治体などのサポートを最大限に活用することが重要です。

顔面麻痺を経験し「健康」であることの大切さを知ったまるこさんの体験談『産後、顔面マヒを患った話』は、当たり前のような日常の尊さを改めて気づかせてくれる作品です。

出典元:

みうらまるこ(@miura_maruko)さんのインスタグラム

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