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【1話から読む】2人目出産後に顔半分が麻痺、限界を超えた母|産後、顔面マヒを患った話
顔面麻痺は入院治療の甲斐もあり、少しずつ回復の兆しが見られるようになりました。つらい時間を乗り越え、ついに退院日も決定。2週間ぶりに子どもたちのもとへ帰れることになりました。
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1週間分の薬をもらって、いよいよ退院です。今後は通院しながら、医師との診察や理学療法士とのリハビリ治療をすることになります。
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2週間ぶりに実家に戻ると、疲れ果てた実母の姿がありました。まるこさんに代わって新生児と長女のお世話に奮闘してくれていたのですね。
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昼夜を問わない新生児育児を引き受けてくれたお母さん。長女が寂しい想いをしないようにと、いろんな場所に連れて行ってくれた夫。みうらまるこさんの入院中、みんなが子どもたちを育ててくれていたのです。
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入院中にも3時間おきに搾乳していた甲斐があり、1か月ぶりに授乳を再開することができました。また、左顔面も少しずつ動くようになりました。
目の周りの麻痺がよくならない不安もありつつ、里帰りを終えて自宅に帰ることになりました。
【続きを読む】ペダルを踏んでも減速せず「なんかおかしい」高速走行中のブレーキ故障|産後、顔面マヒを患った話
お母さん、自分を「後回し」にしないで
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産後の母親の頭の中は、24時間体制の新生児育児やまだ小さい上の子のお世話など「子育て」でいっぱいです。さらにホルモンバランスの乱れや免疫力の低下も重なり、体調を崩しやすい時期でもあります。そんな中で無理を続けてしまうと、疲労が蓄積し、顔面麻痺など思いもよらない病気につながることもあります。
この極限状態の中で無理を続けると、知らず知らずのうちに疲労が蓄積されて、今回のエピソードのように顔面麻痺などの思わぬ病気を引き起こすリスクがあるのです。
しかし、お母さん自身は子育てに必死なあまり、自分の体調の変化を後回しにし、気づけないことが多いのが実情ですよね。
だからこそ、家族や周囲の人が、お母さんの心身の状態の変化に積極的に注意を払う必要があります。そして、お母さんが心身ともに無理なく子育てに臨めるよう、家族の協力はもちろん、自治体などのサポートを最大限に活用することが重要です。
顔面麻痺を経験し「健康」であることの大切さを知ったまるこさんの体験談『産後、顔面マヒを患った話』は、当たり前のような日常の尊さを改めて気づかせてくれる作品です。
- 日本耳鼻咽喉科頭頚部外科学会「顔面神経麻痺ってどんな病気? 原因・治療・リハビリまで」(https://www.jibika.or.jp/owned/contents1.html,2025年12月19日最終閲覧)
みうらまるこ(@miura_maruko)さんのインスタグラム
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