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🔴【第1話から読む】幸せな日常が崩壊「隣にいると安心する♡」夫のスマホに届いたメッセージ|同僚女性3人と同時不倫してた夫
夫に対する信頼を取り戻したいミカさんはインターネットで「不倫 誓約書」と検索し、記載すべき内容を精査した。
夫の誓約と、慰謝料請求
ミカさんは、タケシさんに「金輪際、複数の不倫相手を含むいかなる異性とも関わらないこと」「万が一、約束を破った場合には、慰謝料を支払うこと」「慰謝料の請求を妨害しないこと」といった厳しい条件を盛り込んだ誓約書を書かせた。タケシさんはミカさんの要求を全て飲むと約束した。
一方で、不倫相手への制裁も同時進行で進められていた。慰謝料請求を弁護士に依頼するかどうかは迷っていたが、まずは自分でできることから始めようと決意した。
揺れる夫、揺るがぬ妻、そして判明した真実
誓約書の作成と慰謝料請求の準備が進む中で、ミカさんはタケシさんの揺れる気持ちを察していた。どうやらまだ水面下でなんとか女性たちとつながろうとしているようなのだ。
とはいえタケシさんもバカではないので、監視されているスマホの中は一見クリーンなように見えた。何も怪しいところなど無いように。しかし、夫のちょっとした家庭内での挙動や、帰宅時間の不自然さに違和感を覚えざるを得なかった。
そんなある日、夕食の買い出しに商店街を歩いていたミカさんは決定的な光景を目にする。商店街の弁当屋の娘・ミソノさんとタケシさんが駅前で待ち合わせしていたのだ。この時間に目につく駅前で待ち合わせをするなんて…。ミカさんのショックは計り知れなかった。
水面下の監視から、確固たる決意へ
タケシさんがまだ裏切りを繰り返していた事実は、ミカさんの人間不信を決定的なものにした。もはや再構築などあり得ない。ミカさんは、そう決意した。
彼女はスマホでミソノさんとタケシさんの写真を撮影。尾行したところ、あろうことか駅の裏手にあるラブホテル街に向かっていったのだ。あまりにも馬鹿げた裏切りに、その場で手を出してしまいそうだったが、ぐっとこらえて証拠写真を撮影した。
この出来事を機に、ミカさんの行動はタケシさんへの制裁を再構築を前提としたものから、離婚を前提としたものへとシフトした。ミカさんは、タケシさんの会社での立場や、不倫相手たちの生活を壊すことへの躊躇を捨てた。
「次やったら必ず言う」と告げたあの日の言葉は、もはや過去のものとなった。ミカさんの心は、悲しみや戸惑いから、静かで冷たい怒りへと変わっていた。彼女は、タケシさんと不倫相手に、自分を裏切ったことの代償を払わせることを決意した。
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あとがき:再構築の道は完全に閉ざされた
再構築を試みる夫婦にとって、誓約書は単なる紙切れではなく、夫婦の覚悟を可視化する重要なツールとなります。しかし、その誓約書が交わされる直前に、新たな事実が判明し、その意味が完全に変わってしまうこともあります。
ミカさんの場合、夫の嘘と不貞行為の深刻さが明らかになり、再構築への道は完全に閉ざされました。彼女の決断は、裏切りを乗り越え、自らの尊厳を守るための、痛みを伴う選択と言えるでしょう。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています










