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妹の闘病を支えた兄…「推し活」がくれた“生きる希望”
主人公の苗は、夫と2人で穏やかな日々を送っていたアラフィフの女性です。ある日、なかなか良くならない腰痛が気になって病院を受診すると尿管結石の疑いが。しかし治療を開始しても痛みは良くなりません。心配した夫の声掛けもあり、さらに詳しく検査をしてみると、苗の卵巣に腫瘍があることが分かります。
その後、卵巣の腫瘍は卵巣がんと判明。苗はさっそくがん治療に入ります。苗の体に合った薬によって、一時的に小さくなったと思ったがんでしたが、その後十二指腸などに転移していることが分かり、苗は「治すための治療」から「残された日々を穏やかに過ごす治療」に舵を切ります。
そんな苗の姿に、夫のカッちゃんや兄弟、実父は切ない気持ちになりますが、それでも苗の意思を尊重して毎日を穏やかに過ごせる方法を探します。そうした日々で、苗の推しであるミュージシャン「タカネ」に手紙を書き続けていた兄は、苗の次の目標を「タカネ」のコンサートに行くこと、と提案します。
タカネからの手紙の返事を読み、元気づけられた苗は兄や夫と一緒にタカネのコンサートに行くことため治療を頑張ります。
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推しのコンサートに行くことを次の目標にした苗さん。きっと周りの人たちも、苗さんと一緒にタカネのコンサートに行くことを楽しみにしているでしょうね。推し活というのは楽しんでやっていると周りの人にも楽しさが波及することがありますよね。子どもの推しにいつの間にか親もハマっていて親子で推し活をしているというのも耳にする話です。
心身の元気が不足している時、推しの存在は本当に元気の源になることも。苗さんをはじめ、お兄さんや苗さんの夫が、一緒に推し活をしていく中で元気を増やせるといいですね。










