東京水道歴史館はこんなところ♡
「東京水道歴史館」は東京水道400年の歴史が学べるように1階〜3階で構成されています。
1階では近現代水道、2階では江戸上水の歴史を実物の模型や映像で学ぶことが出来ます。3階にはライブラリーがあり、水や水道に関するさまざまな資料が揃えられています。
昔の模型で生活風景もわかり、今のきれいな水を作るためにはとても年月がかかり、昔の人や現代の人の知恵が詰まっていることがわかります。
こんな貴重な施設は子供にも見てもらいたいですね♪
基本情報
- 所在地:文京区本郷2-7-1
- お問い合わせ先:03-5802-9040
- アクセス:JR中央線・総武線・東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水」駅より徒歩約8分、JR中央線・総武線・都営地下鉄三田線「水道橋」駅より徒歩約8分、東京メトロ丸ノ内線・都営地下鉄大江戸線「本郷三丁目」駅より徒歩約8分、東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅より徒歩8分
- 開館時間: 9時30分~17時00分(入館は16時30分まで)
- 休館日:第4月曜日(祝日または振替休日にあたるときは翌日休館)、年末年始(12月28日から翌年の1月4日まで)
- 入館料: 無料
- 授乳室:無し
- おむつ替え:あり
きれいな水になるまで…
江戸時代の生活用水から現代のきれいな水になるまで様々な試行錯誤や戦争、災害がある中でどのようにして水を確保してきたのかをわかりやすく展示しています。
それではどのような施設があるのか見ていきましょう。
1階:近代から現代の水道の歴史
1階には近代から現代までの水道の歴史についての展示がしてあります。
色々な東京の水道の設備や貯蔵物が存在し、様々な仕組みを知ることができます。大きな模型や映像で説明してくれるのでお子様でもとてもわかりやすくなっています。
①東京の水道を支える鋳鉄管
写真は1階に展示してある、近代水道の大きな幕開けとなったシールド工法の鋳鉄管。
シールド工法の鋳鉄管の変遷を見ることができます。すごい迫力だそうですよ。
シールド工法とは巨大な水道管を通す道を作る為、地中にガス・電気・その他多くの設備が混在する為に、地盤の崩壊を防ぐために鋼製円筒(シールド)の中で、セグメントを組み立てながら掘削を進めていく工法だそうです。
②歴史を感じる蛇口
現在のシャワーで可動式の蛇口になるまでの色々な形の蛇口を見ることが出来ます。
小さなお子様はもちろん見たことがないので新鮮でしょうね。親の私たちはどこか懐かしく感じてしまいますね。
2階:江戸上水の歴史
2階では約400年前の江戸上水の歴史を展示してあります。
江戸時代の生活風景を模型にしてあったり、今の水道管になるきっかけとなった江戸の上水の木樋を実物で見ることが出来ます。
①江戸の上水「木樋」
これが実際に展示されている江戸時代の水道管「木樋」です。実際目にして、手作業で江戸に張り巡らされていたと考えると昔の人の大変さや凄さを実感出来るのではないでしょうか。
考えることは子供にとっても大切ですね。
②江戸時代の生活風景で♪
また江戸時代の生活環境をジオラマで見ることが出来ます。
写真のように実物大で体験も出来ます。現代がどんなに生活しやすいかお子さんと一緒に考えることが出来ますね。
3階:水道に関する資料が沢山!
水道の歴史で疑問があればぜひ資料館で調べてください。まだまだ知られていない事が沢山載っています。
お子さんの研究などで大活躍してくれます!
東京水道歴史館!みんなの口コミ♪
気軽に立ち寄れる♪
江戸の水道の歴史をひもとく資料や映像展示が充実しています。入場無料のみならず、飲食スペースがあるのが嬉しいです。毎月第4月曜日が休館日です。ちなみに、隣接している本郷給水所公苑にも水道関係の遺構があるので、立ち寄るとよいです 出典: 4travel.jp
入場無料は嬉しいですね。見学して疲れたらひと休みが出来る飲食スペースがあるようなので、ゆっくり見学出来ますね。
お子さんと一緒に考える
先日、小学4年生の娘を連れて、家族で水道橋にある水道歴史館に行きました。昔からどのように人々は飲み水を調達していたのかということを様々な展示物を通じて習得できます。とても充実した設備だと思います。娘もとても興味をもって見入っていました。 出典: www.jalan.net
日頃、自分が口にしている水がどうやって家にまで届くのか、当たり前のことですが、凄いことだと考えることはありがたみもわかり子供にとってとても大切ですね。
子供の自由研究に♡
現代の蛇口をひねって水が出てくるまでは昔の人の苦労や知恵があってこそですね。
今の水のありがたみをお子さんと一緒に学んでみてはいかかでしょうか。
「東京水道歴史館」では様々なイベントも開催しています。お子様と一緒に参加して自由研究として一緒にまとめを手伝ってあげても良いですね。