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子育て支援センターってどんなところ?知ると便利!

子育て支援センター、聞いたことはあるけどどんなところかな?何ができるの?そんな疑問を解決して、子育て支援センターを上手に育児に取り入れてみませんか?赤ちゃんと二人きりの毎日に行き詰まっている人、必見です!

PIXTA

子育て支援センターとは?

子育て支援センターに行ったことがある人も、ない人も子育て支援センター(以下”支援センター”と表記します)について、今より少し詳しくなりましょう!

どんなところ?

まずは…あんまり子育てとは直接関係なさそうですが、基本的なことから。豆知識としてママ友にお披露目してみてはいかがでしょう?

子育て支援センターは、地域の子育てを円滑化かつ活性化させるために、厚生労働省の管轄で運営されている施設です。各市町村によって管理・運営されています。子育てアドバイザーなどと呼ばれるスタッフが常駐していて、様々なアドバイスをしてくれるところです。

何をしてくれるの?

では支援センターでは、一体どんな対応をしてくれるのでしょうか?

  • 育児に関する相談や指導
  • 看護師や保健師による専門的な指導(自治体によっては行っていないところもあります)
  • 子育てサークルなどの活動支援
  • 保育施設の紹介

これだけ見ると子育て相談窓口のよう??

いえいえ、そうではありません。

支援センターは、子供を遊ばせる施設の中に何でも相談できるアドバイザーさんがいるといった感じです。屋内施設ですので様々な点で安心して遊ばせることができます。

誘拐や事故、一人で危険な場所へ行くのではないか、雨が降りそうとか、お外遊びは室内遊びに比べて心配事が多いですから。

そして施設の中に絵本があったり、おもちゃがあったり、広場があったりします。様々なイベントが開催されるところもあります。例えば、私が利用している支援センターでは…

  • 絵本読み聞かせ(毎週1回)
  • 手遊びの日(毎週1回
  • 母乳相談(毎月1回)
  • 栄養相談(不定期、大体月に1回)
  • 初めての支援センター(初めて利用する人向けの説明会、毎月1回)
  • マタニティの日(毎月1回)

このような感じで、マタニティママから初めてママ、子育てママまで参加しやすいようにイベントが組まれています。

こういったイベントは、各支援センターで異なりますので、気になる方はお住まいの自治体、もしくはお近くの支援センターに直接問い合わせてみてくださいね。

児童館とはどこが違うの?

支援センターと児童館は、目的によってはどちらを利用しても大差ありませんが、違いを知っておくとどちらに行こうかなと思った時に役に立ちます!

児童館とは?

簡単にいうと”遊びを提供する施設”です。健康な身体作りを目的としています。

支援センターと児童館の違い

大きな違いは下記の2点です!!

  1. 対象年齢(支援センターは未就学児、児童館は18歳未満)
  2. 子育てアドバイザーの有無(児童館にもスタッフはいますが、育児に関する相談などは基本的にできません)

児童館は対象年齢に幅があるので、やってくる子供の年齢も様々です。赤ちゃんにとっては危険も多くなるかも知れません。

また「ママ友が欲しいな」と思って利用するなら、支援センターの方が確立が高いように思います。が、利用者にどのような人が多いかは地域差があると思いますので、気になる方は直接問い合わせてみることをおススメします。

【体験談】支援センターでこんなことありました

では、実際行ってみたらどうだったのか?いくつか体験談を紹介していきますね。

体験談1:ママ友と仲良くなった!

『私の支援センターデビューは、ママ友に誘われて、娘が5か月の時だったかな?近くにあるのは知っていたけど、一人で行くのは勇気がなく…。そんな時、ママ教室でできたママ友に誘ってもらったのです。

とはいえ、まだ5か月。何をして遊ぶでもなく、コロコロ転がる娘たちを横目にママ友とのおしゃべりに花が咲きました!それ以来、暇な日を見つけては、ママ友と支援センターに足を運び、おしゃべりに花を咲かせています。子供の成長のこと、子供服のこと、離乳食のこと、などなど。ママ同士だからできる話ができて楽しいし、ためになりますよ。』

少し月齢の高い子のママなら、いろいろ相談に乗ってもらえるかもしれません。小さいこのママなら、その時の我が子のことを思い出して話ができますね。

自治体によっては、月齢を限定したイベントを開催しているところもあるようです。同じくらいの子がいるママと友達になれたら、盛り上がること間違いなしですね。

体験談2:一緒だね!

『つい先日のことですが、新たな出会いがありました!

私の娘は生後3か月の時に手術をしました。500人に一人の割合で発症する病気で、珍しいものではないらしいのですが、当然近くに同じ症状の子を持つ人がいるわけもなく…。そうこうしているうちに娘ももうじき1歳。と、そんな時支援センターで声を掛けられたのです。「もしかして○○病院に通っていらっしゃいますか?」なんと、同じ症状の子を持つママでした!

当然その日は、そのママとひたすらおしゃべりをして過ごしました。』

たまたま隣に座ったままと少し話してみたら「同じだね」ということが見つかって仲良くなれるかもしれません。

母乳が出なくて、体重が増えなくて、重くて腱鞘炎になっちゃった…などなど、ママの悩みはいろいろですからね。

体験談3:ふとした拍子に…!

『支援センターに行くと、必ずと言っていいほどアドバイザーの方が「最近どう?」などと声をかけてくれます。そこから他愛もない会話が始まったりするのですが、その中でこんなことがありました。

支援センターで離乳食を食べさせていた時のこと。

私の娘は、離乳食をほとんど噛まずに丸飲み状態で、月例が進んでも塊を大きくできず、固くもできず、少し心配していました。そこへいつものようにアドバイザーの方が「上手に食べれるね~」なんて声をかけてくれたのです。私はそれに対して「いっぱいたべてくれるんでいいんですけどね~、全然噛まないんですよね」と何気なく返しました。するとアドバイザーの方は「それなら…」とアドバイスをしてくれたのです。

ちなみにその時のアドバイスは、野菜をスティック状にして噛まないと口に入らない状態にしてみては?というものでした。最初はいまいちでしたが、続けていたら少しずつ噛めるようになってきましたよ!ただ、スプーンであげるものは丸飲みですが(笑)』

何気ないやり取りですが、そんな中でちょっとしたアドバイスがもらえるというのが嬉しいですね。

体験談4:近い未来は…!

『やはり様々な月齢の子がやってくる場なので、自分の子は満足に遊べなくても、周りの子を見ていろいろと参考になることも多いです。もう少ししたらあんなこともできるんだ、こんなこともできるんだ。うちの子はこのおもちゃに興味がなかったけど、この子はすごく興味を示しているな。歩けるようになったら、一緒にあんなことができるな、などなど。』

今後の育児や、子供の成長が、具体的に目に見えるので、励みになったり、ヤル気が出たりします。楽しみも増えますね。

子供の成長を実感できる場

子供がもう少し大きくなってきたら、やはりお友達の存在は大きいと思います。同世代のお友達がいるというのは、少なからず良い影響があるのではないでしょうか?でも未就園児がお友達を作るのは大変!そんな時こそ支援センターです。

お友達を通じて学ぶことはたくさんありますよね。

  • 「ありがとう」「ごめんね」が言えるようになる
  • 「貸して」「どうぞ」が言えるようになる
  • 二人一組や三人一組の手遊びができる
  • おままごとや電車ごっこができる

ぱっと思いつく限りでもこんな感じです。

他に精神的な面でも、思いやりの気持ちなど相手が他人だからこそ育ちやすい感情もあるように思います。

最後に

いかがですか?ちょっと子育て支援センターについて分かったところで、次は実際に行ってみてはいかがでしょう?

でも人見知りだし…
他のお友達にけがをさせたら…

みんな初めてのことに不安はつきものです。支援センターは、必ずしも行かなければならないところではありません。

それならば、行ってみて合わなかったら行かなくても良いのです。試しに、ちょっとした息抜きや気分転換に、近所の支援センターまで出かけてみたら新しい発見があるかもしれませんよ!

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