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卒業式が終わり、校長先生はアゲちゃんさんに「心の風船の話を思い出して、無理せずに頑張ってね」と、激励の言葉を送ります。アゲちゃんさんは、今までの感謝の気持ちと、将来は絵を描く仕事がしたいことを綴った手紙を手渡し、校長先生に別れを告げました。
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アゲちゃんさんは、校長先生に一通の手紙を渡します。昨日の夜に思いついたのは、校長先生宛に手紙を書くことだったようですね。
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卒業したあとも、応援していると言ってくれた校長先生。アゲちゃんさんの胸には、校長室登校での日常や「心の風船」の話が宝物として残り続けるでしょう。
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「いつかこの経験をいかして、絵を描く仕事で人を笑顔にしたい」。校長室登校でアゲちゃんさんは「自分の足で進む」強さを手に入れました。心の風船を満タンにして、新たなステージへと旅立ちます。
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教室でも家庭でもない「第三の居場所」
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もしもわが子が不登校やいじめに直面したら、親としては「学校に行かせるべきか、休ませるべきか」という二択に追い詰められ、焦りを感じてしまうのではないでしょうか。しかし、不登校の子どもに寄り添う形は、決してその二つだけではありません。
小学生時代にいじめにあい、教室に入ることができなくなっていた漫画の著者・アゲちゃんさんに提案されたのは「校長室登校」でした。すてきな校長先生との交流を経て元気を取り戻したアゲちゃんさんは、やがて教室に戻り、無事に小学校を卒業することができました。
作品に登場する校長先生の印象的な言葉「心の風船」。一度傷ついた心は、無理に膨らませようとしてもすぐには元に戻りません。大切なのは、学校という場所への復帰を急ぐことではなく、まずはその子が安心して呼吸できる「第三の居場所」を見つけてあげることです。
もちろん、全ての学校が校長室登校に対応できるわけではありませんが、保健室や市町村の教育支援センター、フリースクールなど、選択肢は多岐にわたります。不登校の解決策は「行く・行かない」の二つだけではないこと、学校に行けないときにも味方は必ずいることを教えてくれる作品です。
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