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🔴【1話から読む】「何で寝ないの…」限界の母に予期せぬチャイム。投函された封筒に綴られた、驚きの内容とは?
職員のひとりが娘を見て、「布おむつですか?」と確認しました。そのあとも、日常的に虐待が行われていないかをたしかめるように、部屋のなかをさりげなく見回している様子がうかがえ…。
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区役所職員のひとりが、娘を見て「布おむつですか?」とたずねてきました。突然の質問だったので、戸惑いながらも、「はい」と、そのまま返答しました。
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職員たちは、ぐるりと部屋のなかを見回していました。日常的に何か問題がないかを、たしかめているようです。もちろん、かあさん夫婦は虐待なんて一度もしていません。
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「娘の体を確認しますか」と聞いてみたものの、提案はあっさりと拒否されました。何を基準に、「虐待」を判断するつもりなのでしょうか。
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職員たちが帰っていくのを見とどけた途端、その場に力が抜けたように座り込んでしまいました。不安と緊張でいっぱいだったのではないでしょうか。
🔴【続きを読む】「子どもが泣いているなら、親も泣いている」かつて虐待を疑われた私が選んだ道
「良いお母さん」じゃなくていい
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このお話は、生後7か月の娘を育てる、家族の実体験を描いた物語です。なかなか寝ない娘に寄り添い、寝不足のまま育児に追われる毎日。予期せぬことに、近隣住民から「通報」されてしまいます。
心身ともに限界に近い状態で、区役所職員の訪問を受けた、かあさん。こわさとショックで「自信をうしなった」といいます。一人目の育児は、はじめてのことばかり。親も初心者なのに、容赦なく押し寄せる育児の現実に、孤独と不安がかさなっていきます。
つい「良いお母さん」であろうと、自分を追い込んでしまいがちですが、完璧でなくていいのです。「子どもの命を守っている、それだけで尊い」そう思えたとき、心は少しずつかるくなっていきます。
育児になやみ、つらい経験をした作者だからこそ、今は同じようになやむ母親に寄り添う仕事をしているのだそうです。経験を糧に、母として、人として成長していく姿を描いた本作は、今まさに育児に奮闘する人々の心をそっと救ってくれる物語です。
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