それはあなたのお金じゃないよね?|義実家のお金で遊ぶ弟嫁
この物語は、夫の弟夫婦の金銭問題に振り回される主人公が、自身の家族の未来を守るために立ち上がる姿を描いています。浪費癖と生活困窮を繰り返す弟夫婦、そして甘やかす義両親。長男の嫁として老後の同居を視野に入れる主人公は、募る不安と葛藤の中で、家族のあり方を問い直すことになります。
夫の弟が、子連れでデキ婚。おめでたい話のはずが、彼らの非常識な金遣いと家賃・光熱費・保育料の滞納が発覚します。さらに、毎月義母が援助しているという信じられない現状に、主人公の心には不安が募るばかり。夫も諦め顔で、この問題がいつか自分たちの生活に影響するのではと、漠然とした予感を抱き始めます。
義弟夫婦の生活はますます困窮。子どもを頻繁に義両親に預け、その間に義弟嫁は独身時代のように豪遊し、毎月のように義母にお金を無心していました。そんな夫婦喧嘩と離婚騒動を繰り返す中で、まさかの「3人目妊娠」の報告!生活もままならないのに、なぜ?主人公は子育ての現実を知る母親として、彼らの無責任さに怒りと不安を隠しきれません。
3人目の妊娠で、義弟夫婦への援助はさらに加速する気配。将来、義両親との同居を控える主人公夫婦は、自分たちの生活費が弟夫婦の援助に回されるのではという不安に苛まれます。そんな中、義妹が結婚して家を出ることに。これにより義両親への依存が強まり、自分たちに全てのしわ寄せが来るのではないかと危惧した主人公は、ついに夫に「このままでは同居は難しい」と苦渋の決断を迫ります。
募る不安に耐えかねた夫は、ついに義両親に話し合いの場を設けます。長男として親を支えたい気持ちはありながらも、弟夫婦への無制限な援助が自分たちの生活を破綻させかねないと、冷静かつ毅然と訴えます。そして、夫が突きつけた「援助を続けるなら、老後の面倒は弟夫婦に任せる」という“最終通告”に、その場の空気は凍りつき、義両親は言葉を失います。
夫からの“最終通告”を受け、義両親は熟考します。そして再び開かれた家族会議で、義父は弟夫婦への金銭援助の打ち切りと、予定通りの同居を進めることを明確に伝えます。長男夫婦として、自分たちの生活と義両親の老後を守るための大きな一歩を踏み出した主人公。遺産相続にも関わる重要な決断を通して、家族が真の絆を取り戻し、未来へ向かって進む姿を描きます。