子供を褒められない親たち…あなたもそうですか?
あなたはママ友や親戚、学校の先生から我が子を褒められた時、どのような返答をしていますか?
相手 「お宅の○○ちゃん、とても思いやりがあって気配り上手さんですよね~!」
あなた「いえいえ、全然そんな事ないですよ~。」
…よくある光景ですよね?
フジテレビ系朝の情報番組・ノンストップでは、このような、我が子を褒められた場面で、子供の目の前で謙遜(否定)してしまう親が増えている事をテーマとして挙げていました。
その背景にある本音は…「ママ友に嫌われたくない!」
自身も母である著者・講演家の立石美津子さんは、『核家族の多い現代では、孤独な子育てをしている親が多く、出来るだけママ友とつながっていたいという気持ちが強い為、ママ友との関係を優先させてしまう』と言及していました。
その対応が自己肯定感の低い子供にしている!
以前、他のメディアでも自己肯定感が低い(=自分に自信がない・好きではない)子供が増えているという情報を目にした事があります。
その原因の一つに、「親が子供の事を謙遜(否定)している」という事が挙げられます。親に褒めてもらえない…その事で子供は傷つき、自分に自信を持てなくなるのです。
元アナウンサーで2児の母である中村江里子さんのコメントに納得!
番組内でのエピソード紹介では、『娘の友達がテストで100点を取った事をベタ褒めしたが、娘の100点に関してはその場で褒めず、家に帰ってから褒めようとしたら、娘はひどく落ち込んでいた』というエピソードに対して、以下の様にコメントしました。
“褒めるタイミングは逸してはいけないと思う!”
同じ満点を取ったのにも関わらず、自分だけ母親に褒められない状況を、子供はどう思うでしょうか?たとえ後で褒められたとしても、嘘っぽく聞こえてしまいますよね。
子供にとっては、タイミングがとても大事ですよね!
人前で子供を誉めるべき?謙遜するべき?世間の声をご紹介!
子供を褒めるにはタイミングが重要とはわかっていながら、人前で我が子の事を褒める勇気がないという方も多いと思います。(正直、筆者もそうです。)
では、世間の声はどうでしょうか?賛否を以下にまとめてみました!
子供の前で否定はダメ!褒める派
まずは人前でも褒める!という意見をご紹介します。
子供の目の前で否定はダメ!
謙遜が美徳、というのは大人の世界の話。子供の成長にとって、妨げとなり得ることもありますよね。子供の目の前で子供を否定することは謙遜とは違うのかもしれません。
日本人の謙遜文化に疑問!
本音と建て前、よくある「いえいえ」合戦。小さな子供には意味がわかりませんよね。素直に物事を受け止められる子に育てたいなら、親も素直にならないといけないですよね。
謙遜は、誉めてくれた相手にも失礼!
「ありがとうございます」と言える方は素敵に見えますし、全否定されるとなんとも言えない気持ちになりますよね。
目の前での謙遜(否定)は…子供に悪影響!
人前で認められてこそ子供も嬉しいはずです。一緒に喜んであげる方が絶対良いですよね!
謙遜しておくべきでしょう!謙遜(否定)する派
謙遜したほうがいいという意見もご紹介します。
日本は謙遜する文化!
あくまでも日本の文化だから割り切る意見もありますよね。しかし、子供の事に関する謙遜は必要でしょうか?
陰で何を言われるかわからない
お世辞だったのに、真に受けて…と陰で言われることもあるかもしれませんね。
人付き合い上、仕方ない!
「仕方ない」ことも世の中にはたくさんありますが…難しいところです。
外と家を使い分ける
ママ友関係に、下手に荒波を立てたくないというママは多いです。実際に日常的にトラブルは潜んでいますよね。
誰だって本当はそうしたい!タイミングを逃さず子供を誉めてあげましょう!
いかがでしょうか?
どんな親だって我が子が一番可愛い!そんな事は周知の事実ですよね。
しかし、親の保身や、見えの張り合いによって、将来の日本を担う子供の成長にストップをかけている可能性があるのです。
他人の子どもの成長をも温かく見守れるような、また、自分の子どもを人前でも自信を持って褒められる、そんな余裕のある親になりたいものです!
誉めるのはタイミングが大事!子供のやる気スイッチをたくさん押しましょう♪