団地に住むデメリット
30数年団地に住んでいてつらかったことを3つご紹介します。大らかでかつ周囲にちゃんと気を配ることができれば乗り越えられることが多いかもしれません。団地も一戸建ても常識は基本的には変わらない気もします。快適に住むためには自分勝手は禁物です。反省点もありのデメリットです。
1.下に住んでいる人に付きまとわれてしまった
新婚時代住んでいたのが公団の3階でして、下の階にはひとり暮らしのおばあさんが住んでいました。
最初に「うるさい」と苦情が来て、それからしつこく付きまとわれてノイローゼになり、最終的には引っ越しをしました。当時妊娠しており、かなりナーバスでした。タイミングが悪かったのかもしれません。
フレンドリーな方が多いのが公団住宅の特徴です。そっとしておいて欲しい時には少しつらいかもしれません。
2.上のお宅のドタバタ音や水漏れ
上の階に小さなお子さんがいらっしゃるとどうしてもドタバタ音はしてしまいます。また、古い公団住宅でしたので上からの水漏れに何回も遭遇しました。
我が家も洗濯水が漏れた時は早めに下のお宅に謝りに行っていました。今は一戸建てですが、近所の生活音が響くのはあまり変わりません。
3.階段の上り下り
持病があったため、階段の上り下りは大変でした。下のお宅が飼っていた猫が付いて来たり、ドアの前に大きな荷物が置いてあって通れなかったりもしました。
引っ越しのときも、狭い階段を業者さんが通るので不便でした。
いろいろあったけれど、「住めば都」
現在一戸建てに住んで4年になります。両親も施設に入居しており、団地にお邪魔することはなくなりました。時々、妙に団地暮らしの頃を懐かしく思い出してしまいます。嫌な思いもしましたが、それ以上に楽しい思い出がありました。
ドライブ中に似たような作りの団地を見かけると、長男も「おじいちゃんちにそっくり!」と喜びます。心の中で描く一家団欒は何故か団地での暮らし。子供時代は2DKの間取りで家族4人。結構広かったように思います。
馴染んでしまえば「住めば都」。人生の大切な1ページ。あの頃に戻ってみたいです。










