通常、転園すると転園先でも数日~1週間ぐらいかけて慣らし保育を行うところが多いようです。私は、当時の仕事の都合で慣らし保育に時間を割けなかったため、初日のみ午前保育で実父にお迎えを頼み、その後は以前と同じように朝から夕方までの保育をお願いしていました。
そのような背景もあり、少し心配だったのですが、初日から全く普段と変わりない様子でお迎えを待っていたそうです。転園して2日目には、新しいお友達の名前が何人か出てきてとても楽しそうな様子を話してくれました。
転園して少し経ってから娘が前の保育園にはもう行けないことに気付き始めるのではないか…という思いもありましたが、しばらく様子を見ていても新しい園を嫌がる様子は全くありませんでした。むしろ新しいお友達が出来ていくことや新しい遊びにチャレンジできることが楽しく、また新しい先生が優しいのも娘にとっては嬉しかったようで、私も帰ってから娘の話を聞くのが楽しみになっていました。
実は無理しているのでは?必要以上に心配してしまった私
娘の転園であれこれと気を揉んでいたのは親の私だけかもしれません…。
転園してすぐ、娘のあっけらかんとした様子を見ても安心できず、「実は親を心配させないよう無理して明るく振る舞っているのかもしれない」「転園してしばらく経ってから寂しいと思い始めるかもしれない」などと妄想からくる心配をしていました。しかし、それは全くの杞憂だったようです。
転園してしばらくは、ケロリとした表情の娘に「大丈夫?」「無理してない?」「もし嫌だったらママには嫌って言ってもいいからね」など、しつこく娘の本音を聞き出そうとしていたのが、今思えば恥ずかしいぐらいです。
そこで改めて、転園前に担任の先生がおっしゃっていた言葉を思い出しました。先生の言葉通り、娘は結構さっぱりした性格で、親が思っている以上に新しい園にすぐ馴染み、前の保育園に固執する様子も全くないのです。
娘の新たな一面を発見するとともに、平日毎日10時間近く子供たちと触れ合っている先生の観察眼は偉大だなぁと気付かされた出来事でもありました。
転園したら友達も先生も倍に!新しい環境に希望を持って
「新しい保育園に行くということは、それだけお友達も増えるということですよ。」転園前の保育園でご挨拶をしたとき、園長先生がかけてくださった言葉の中で印象的なフレーズでした。
転園することで、転園前と転園先の保育園それぞれにお友達ができるというのは、とても素敵な考え方ですよね。そして、増えるのはお友達だけではありません。親と同じぐらいの愛情をかけて子供に向き合ってくれる家族以外の大人が、転園前と転園先の保育園それぞれに増えるということでもあるのです。それって子供が成長していくうえで本当に幸せなことですよね。
娘の場合はたまたま転園先にもうまく馴染んだようですが、必ずしもスムーズに行くパターンばかりではないようです。こればかりは、子供の性格やそれぞれの園との相性もあるので、一概にどうとは言えません。
新しい環境に飛び込むことは、いつだって勇気が必要です。人生経験の豊富な大人ならまだしも、子供の気持ちを考えると、複雑になってしまうママもいるかと思います。でも、転園することによって、親にとっても子供にとっても大切な人が増えるのです。そう考えたら、新しい園に初登園するその日も不安や緊張より夢や希望にあふれた気持ちで迎えられるのではないでしょうか。










