住宅ローンの借り換えを得する人の条件3つ
「借り換え」とは簡単にいえば、いま借りている住宅ローンよりも有利な条件の住宅ローンへ乗り換えること。一般的には次のような条件を満たすと「借り換えをしたほうが有利」と見なされます。
- 現在借り入れているものと借り換え後のローン金利差が1%以上ある
- ローン残高が1,000万円以上ある
- 残りの返済期間が10年以上ある
これら3つの条件に当てはまるなら、借り換えによって総返済額を抑えられるでしょう。もちろんあくまで目安であり、3つの条件すべてを満たしていなくても、借り換えのメリットを受けられる可能性はあります。
金融機関のサイトで試算できるところもあるため、ご自身のケースでシミュレーションをしてみてください。
借り換えには手間とコストがかかる
ニュースで「低金利」が取りざたされると、ついつい金利ばかりに目が行きがちですが、注意しなければならないことがあります。
新規で住宅ローンを組むときのように、借り換えにはさまざまな手続きが発生し、手数料もかかります。その手間とコストをかけてでも借り換えのメリットがあるのか、よく考えてから行動する必要があります。