双子育児のマネープランは「小学校入学前」までがキモ
小学校入学以降の学費は2倍を覚悟する必要があります。しかし幼稚園や保育園などにかかるお金は、自治体からの補助や2人目の金額が低くなるなど、負担が単純に2倍にはならないことが多いもの。
この「就学前の費用」をどのくらい節約できるかが双子育児のカギとなります。
出産準備費用は工夫しだいで節約可能
また、ベビーカーやチャイルドシートなど、2人分そろえなければならないものもありますが、必ずしも全てのものが二つ必要とは限りません。例えばベビーふとんを2セット購入する代わりに大人用ふとんを一つ買うほうが、長期間使えて良いかもしれません。必要度を確認し、工夫ができないか考えて購入したいですね。
おむつやおしりふきなどの消耗品はまとめ買いする、使用する時期が短いベビー用品はレンタルする、洋服は古着を検討するなどして幼児期の費用がかさまないよう工夫しましょう。
また、双子向けの専用グッズはあまり流通しておらず価格帯も高め。購入しにくいものだからこそ、遠いツテでも噂がまわって譲ってもらえることが!「費用が全て2倍」という先入観は持たずに家計をやりくりしていきましょう。
仲間や先輩たちとつながろう
「ベビー用品の購入は慎重に」とはいっても、産後の忙しさを考え、念のためいろいろと生まれる前に購入しておきたい、という気持ちもあるでしょう。本当に必要なものや工夫のポイントなど、双子育児の先輩に話を聞いておけると安心ですね。
出産前に行われる両親学級のなかには、双子の親を対象としたものもあります。少し早めに出産した先輩ママや同時期に出産する仲間など、産後に育児の悩みを相談できる環境を作っておくとベターです。
また、民間の団体や自治体が主催する双子の子育てサークルも多くありますので、調べてみましょう。