コレ何の数字?海外と日本ではサイズ表記が違う!
最近では、海外旅行や通販サイトなどで、海外の子供服を手にされる人も多いのではないでしょうか。海外ブランドのデザインは新鮮でトキメキますが、でも、そのサイズ表記、正しく理解していますか?
今回は代表して、日本・アメリカ・イギリス・ヨーロッパのサイズ表記についてご紹介します。ちょっと知っておけば、子供服選びも楽になります。
海外旅行へ行く予定がある、可愛い海外ブランドの子供服を見つけたという方、必見です!
子供服のサイズ表記方法
まずは日本から、子供服のサイズの表記法を見ていきましょう。世界ではこんなにもサイズの表記が違うのかと、驚かれる人もいることでしょう。
日本のサイズ表記
日本では、「身長」を基準に表記されています。大人の場合は「SML」や、「5号、9号」などの号数で表されることが多いので、子供服をはじめて買う人は、戸惑った方もいるのでは?
日本の子供服は身長がサイズの基準となっていますが、「うちの子は身長のわりに体重があるから少し大きめを選ばないと・・・」なんてことがあるのも事実。
体が大きい子供については、身長だけでなく、横のサイズも意識して選ぶなどしましょう。
アメリカ、イギリスのサイズ表記
アメリカとイギリスでは同じサイズ表記を使います。
「m」とか「T」は、どういうこと?と思う人もいるかもしれませんが、これは、m=months(月齢)T=Toddler(幼児)という意味です。赤ちゃんの場合は「○ヶ月」ということから、mを使うんですね。
見慣れないTは「トドラー」で、幼児を表していたんです。2Tで2歳という意味なんですね。
アメリカやイギリスでは、上記のような身長や体重を月齢に当てはめていますが、もちろん、子供も個人差があるので、これらの大きさは完全に目安としか言えないかもしれませんね。ただ、この表記ならば、「友達の子供に洋服をプレゼントしたい」というときに重宝しそうですね。
ヨーロッパのサイズ表記
ヨーロッパでは日本と同じ様に身長でサイズ表記がされていますが、日本より小刻みにサイズ展開されています。サイズ選びの目安としては、日本とはほとんど代わりありませんが、サイズ展開が細かいだけに、すぐに着れなくなってしまう…ということもあるのかも?
注意!海外の子供服を買うときは・・・
海外と日本の子供服でサイズ表記以外で異なる点をまとめてみました。子供服を購入する際は以下の点に注意してみてくださいね。
素材や縫製の確認を!
日本では、子供の服は動きやすいようにとか、安全なようにという配慮の割合が多いように思います。染料や素材にこだわるだけでなく、縫製がしっかりしているブランドなどもありますよね。
海外でもオーガニックコットンを使用しているブランドも多くありますが、日本ほどチェックが厳しくない場合もあるので素材や染料など気になるところはきちんとチェックしましょう。
体型に合うかどうかも大切です
海外では子供服を「ジャストサイズ」にして作る傾向があるようです。とくに、胴回りはぴたっとした作りになっています。
アメリカで月齢を参考に服を買ったら、「サイズがきつかった…」というお子さんもいるようで、フィッティングできない場合には、「ちょっと大きめ」を買うようにするといいかもしれません。
また、そのサイズ感の違いから、日本人の体型には合わないということもあり得ます。可愛い洋服をあきらめるのはつらいですが、「体型に合わない」ことがあることも把握しておきましょう。
胴回りに余裕のあるデザインがおすすめ
子供服を選ぶなら、胴回りに余裕があるデザインを見つけるなどしても良いですね。女の子なら、ワンピースやチュニックなどのAラインで広がりのあるデザインがおすすめです。
がっちりした体型、丸々している体型の男の子には、やはり大きめサイズにするか、前を開けて羽織れるようなネルシャツなどをチョイスするといいでしょう。
余裕のあるサイズを選べば長く着れることも
自分が子供の頃を思い浮かべると、いつも母親が「ちょっと大きめを買っておこう」と言っていたな…なんて記憶がある方もいるのでは?
特にヨーロッパでの服のサイズ展開は細かいため、すぐに着られなくなる可能性も無いとは言い切れません。自分の子供のサイズの少し大きめを選択しておけば、ジャストサイズよりもちょっと余裕があって、長く着られるかもしれませんね。
海外の子供服はできる限り試着を!
大人の洋服や靴などが外国サイズだと微妙に大きいのと同様に、子供服も若干サイズ感が違います。また、ブランドによって同じサイズでも大きさは微妙に違いますので、理想なのはその都度試着するのが大事。
子供成長は本当に早く、また体重が増えてから身長が伸びる子、身長が伸びて痩せ型の子など、成長過程も様々。あくまでサイズは参考程度に、可能なら試着をするようにしてくださいね!