「失敗したくない!」子ども服のサイズ選び
「かわいい服を着せてあげたいけど、ちょうどよいサイズの選び方がわからない」ということはありませんか。
ベビー服は毎回試着して買うこともできないし、あっという間に成長してサイズアウトしてしまうことも少なくないため、上手に選んでたくさん着られるようにしたいですよね。
ママリにもこのような声が寄せられました。
初めての子ども服選びは楽しいですよね。小さな服を見ながら、生まれてくるわが子の顔を思い浮かべて選ぶ時間は幸せそのもの。
でも、迷うのはやはりサイズのようです。せっかく気に入って買っても、ほとんど着られないままサイズアウトしてしまってはもったいないですよね。
よく、1、2歳で90とか見るのですが、みんなそんな感じですか?
今、6ヶ月9キロの大きめ女の子です😊
80着てますが(小さめブランドだと90で若干ゆとりあるくらいです)、このままどんどんサイズ上がっていくんでしょうか?
秋や冬、来年夏にはサイズがどうなるか全く検討がつきません(>_<)
成長の早さは子どもによって異なるため先が読めず、サイズ選びは難しく感じます。季節ごとにすべて買い替えるのも、お財布には負担大。
季節をまたいで着られるサイズ選びのコツはあるのでしょうか。
日本のブランドと海外のブランドはサイズが違う?
最近よく見かけるようになった海外ブランドの子ども服。デザインのかわいさだけでなく、買いやすい価格帯もママたちから支持される理由のようです。
そこで気をつけたいのが、日本と海外のサイズ表記のちがい。子ども服は特に細かく分けられているものもあるため、特徴やちがいをチェックして、失敗しない子ども服選びをしたいですね。
北欧・ヨーロッパのブランド
日本のサイズ50がヨーロッパブランド「50/56」と表記されており、日本のものと似ています。日本で販売されているものは日本と似た表記のものがセレクトされていることもあり、選びやすく配慮されています。
シルエットやフィット感でサイズが異なるのも特徴。「62/68」サイズは体にフィットする細めのシルエット、「68」サイズは身幅がゆったりしており、子どもの体型に合わせて選ぶことができます。
ブランドごとにややサイズが異なるため、購入前に忘れずに確認しましょう。
韓国ブランド
プチプラブアイテムが充実している韓国ブランド。日本製のものより小さめに作られているため、サイズ表記のちがいだけでなく実寸も確認しておきましょう。
初めて購入するときは、手持ちの子ども服を採寸して参考にすると失敗する心配もありません。
アメリカブランド
日本のサイズ80が「9M」になっているなど、アメリカブランドのものは月齢表記。
身長や体重ごとにも細かくサイズ分けされています。参考体重が重なるようにサイズ展開されているため、デザインやアイテムよっては長く着られるものもありますよ。
気に入ったアイテムが長く着られるよう、ベビー・トドラー・キッズと各サイズで同じデザインが購入できるブランドもあります。
- マクソモーラ「サイズの選び方」(http://loop-fun.com/?mode=f3,2020年12月3日最終閲覧)
- キッズミオ「子供服のサイズ表記について」(https://www.rakuten.ne.jp/gold/kidsmio/page/sizeSP.html,2020年12月15日最終閲覧)
- ラルフローレン「サイズ選びのポイント」(https://ralph-honpo.com/?mode=f4,2020年12月15日最終閲覧)
- Precious kids「サイズ選びのポイント」(https://ralph-honpo.com/?mode=f4,2020年12月15日最終閲覧)
ベビー服とキッズ服の違いとは?切り替え時期が知りたい!
ベビー服は、赤ちゃんの成長や体型に合わせて、さまざまなアイテムに分かれています。サイズ80から90にかけて、ベビー服とキッズ服で迷うようになります。
それぞれの機能とデザインには、どのようなちがいがあるのでしょうか。
子ども服には、ベビー服とキッズ服があるけど、違いって何?
ベビー服は、親が着せやすいよう工夫されています。頭を通しやすくする肩のスナップボタンやおむつ替えしやすい股下の開閉など、赤ちゃんのお世話がしやすいデザインがメイン。体重差も大きい時期なので、ゆったり着られるよう幅が広めに作られています。
キッズサイズになると、ロンパースだけでなくセパレートアイテムも充実してきます。動きが活発になり体型がすっきりしてくるのに合わせ、やや細身のシルエットにシフト。
ブランドによって異なりますが、サイズ100を着るころがベビーからキッズにシフトするタイミングの目安になりそうです。
ベビー服とキッズ服の切り替え時期はいつ?
キッズサイズになると同じサイズ表記でも細身になるため、同じサイズなのに着られないということがあります。身長・体重だけでなく、表記されている胸囲・胴囲も参考に選ぶようにしましょう。
キッズ服は子どもが自分で着替えがしやすいようにシンプルな作りのものがおすすめ。細めのデザインが多くなりますが、ウエストはゴムやボタンで調整できるものを選べば、おなか周りもゆったりできます。
- デビロック「ベビーからキッズになる子供服サイズの目安は」(https://devirockstore.net/f/column/age-guide,2020年12月3日最終閲覧)
- 日本トイザらス「子供服のサイズってどうやって選ぶ?サイズ別おすすめの安くて可愛い子供服を紹介」(https://www.toysrus.co.jp/f/CSfWear-article.jsp,2020年12月15日最終閲覧)
子ども服の月齢別目安サイズと成長の特徴を徹底解説!
数か月で何度もサイズアウトするベビー服や季節をまたいで着回せるキッズ服など、子ども服選びはアイテムごとにおさえておきたいポイントが異なります。
頻繁に買い替える時期だからこそ、コツをつかんで上手に選べるようにしたいですね。
月齢ごとに着られるサイズを紹介します。ブランドによってサイズが異なり成長には個人差もあるので、参考までに読んで、子ども服選びを楽しんでくださいね。
ベビー服(0歳~3歳)のサイズ
日に日に成長を実感できる0歳から活発に遊ぶ3歳まで、サイズ選びの、目安とポイントを説明します。
子どもによって成長は異なるため、月齢だけでなく身長や体重、胸囲など、表記されている実寸を参考に選ぶようにしましょう。
生後0か月~6か月/目安サイズ50cm・60cm
サイズ50・60は、新生児と生まれてから半年くらいに着られるサイズ。赤ちゃんが寝ている間に着替えやおむつ替えをすること多い時期なので、肌着はスナップボタンで全開できる仕様になっています。
このサイズは、ロンパースやボディスーツなど、全身がつながったデザインのものが主流。股部分がスナップ開閉できておむつ替えしやすくなっています。
生後7か月~1歳/目安サイズ70cm
生後半年から1才ごろまでに着用するサイズ70。
赤ちゃんは、1人で座ったりはいはいをしたりと、動きが活発になる時期。長い時間じっとしてくれないので、頭からスポッとかぶせられるセパレートタイプの着替えが便利に感じる時期でもあります。
服のすそや袖が元気な動きを妨げないよう、サイズ感が大きすぎないものを選んであげましょう。
1歳~2歳/目安サイズ80cm・90cm
1才から2才ごろまでに着るサイズとして一般的なのがサイズ80・90。
自分で歩けるようになり、外遊びの機会も増えるでしょう。ますます活発になる動きに合わせて、動きやすく伸縮があり、汗をかいても快適な素材の服がおすすめ。
汗をかいたり汚れてしまったりして着替える頻度も増えるため、着替えさせやすいシンプルなデザインのものを選ぶといいかもせしれません。
季節に合わせて、帽子や長靴などのアイテムも増えてくる時期です。
2歳~3歳/目安サイズ90cm・95cm
2才から3才にかけて、サイズ90・95を着るようになります。
動きはますます活発になり、自分で着替えようとし始める子もいます。一人でも着替えやすいよう、着やすい伸縮性のある生地や、ボタンは大きめのものを選ぶなどの工夫をしてあげましょう。
必要なアイテム数が増えてくるので、アウターなどちょっと大きめでも着られるものはワンサイズ大きめのものを購入することもできるかもしれません。
キッズ服(3歳~6歳)のサイズ
幼児期の服選びは、動きやすさと自分で着替えられるシンプルな作りがポイント。
3歳から6歳にかけて自分でできることが増え、心身共に成長するこの時期。成長期のならではの子ども服の特徴と、服選びのポイントを紹介します。
ワンサイズアップを買って、シーズンをまたいで着られるアイテムもあるかもしれませんよ。
3歳~4歳/目安サイズ95cm・100cm
3才~4才ごろにかけて着るサイズは90・100は、メーカーによっては3T・4Tと表示し、トドラーに分類されることもあります。
服のすそを踏んで転んでしまうことがないよう、服はできるだけジャストサイズのものを選びましょう。アウターやカーディガンなどの温度調節に使うアイテムは、ワンサイズアップを選ぶと、重ね着しても着替えしやすく、長く着られますよ。
4歳~5歳/目安サイズ100cm・110cm
4才~5才ごろを目安にしているサイズ100・110。ブランドによってはXSや5という表示になっているところもあります。
年中さんから年長さんにかけてのこの時期、集団生活にも慣れ、自分のことは自分でできるようになっているかもしれません。
引き続き、動きやすく着替えやすい服を選びたいですね。
できるだけ長く着てくれるとありがたいのですが、活発に動くと、服の摩擦も増えて消耗します。穴やほつれがないか、定期的にチェックしてあげましょう。
5歳~6歳/目安サイズ110cm・120cm
5~6歳にかけて着る110・120サイズは、個人差はあるものの比較的長く着られるかもしれません。
お名前タグや名札用のアップリケがついていたり、ハンカチが入るサイズのポケットがついていたりと、さまざまな工夫がなされているのも、このサイズの服の特徴です。
自分ですそを折ったりそでをまくったりできるので、ロールアップしてはくボトムスやゆったりサイズのトップスが着られるかも。ファッションに興味を持つようになる子もいるかもしれません。
- ベビーザラス「子供服のサイズってどうやって選ぶ?サイズ別おすすめの安くて可愛い子供服を紹介」(https://www.toysrus.co.jp/f/CSfWear-article.jsp,2020年12月3日最終閲覧)
- 通販のベルメゾン「子供服の選び方」(https://www.bellemaison.jp/cpg/special/mtntyguide/child/c_wea.html,2020年12月15日最終閲覧)
抑えておきたい!子ども服購入時のポイント
サイズがブランドによって大きく異なるため、購入前に必ずサイズ表を確認するようにしましょう。
同じサイズでもデザインによって着心地がちがいます。トップスは、「身幅」と表示されている胸囲を確認することで、子どもの体に合わせたサイズ選びをすることができます。
ボトムスの確認ポイントは、股上の深さ。浅いと動いているうちにおなかが出てしまうことがあるので要注意。股上が深めのものを選ぶと、かがんでも背中が見えにくく着崩れません。
子どもの体型やデザインによっては、ワンサイズアップのものを選んだ方が良いかもしれません。必ずサイズ表を確信して、今の体型に合ったものを選びましょう。
子どもの成長に合わせた服選びを
子ども服のサイズ選びが難しいと実感するのは、衣替えのとき。せっかく気に入って購入した服も、ワンシーズンでサイズアウトすることは珍しくありません。
ある程度は枚数も必要ですが、着ないままではもったいないので、子どもにぴったりのサイズをワンシーズン思いっきり着て楽しむのもおすすめです。
アウターや帽子などのファッショングッズは長く愛用し、気に入ったものはすそやポケットにリメイクして着るなどして楽しむこともできます。
ポイントをおさえて、上手に子ども服を選びましょう。