キッズパジャマ 選ぶ時のポイントとは?
皆さんは、1歳から6歳までの子供が何時間の睡眠時間を必要としているのかご存じですか?
1歳から6歳までの子供は10時間以上14時間未満の睡眠を毎日必要としています。毎朝7時に起床するのであれば、20時頃には就寝していなければならない事になります。
成長するだけでは無く、きちっと脳を休めて心も休める事が出来る大切な睡眠ですから、適した寝具、そして何より子供の成長に合わせたパジャマを選ばなければなりません。
パジャマを着るという大切な入眠儀式 子供の好きなパジャマを
朝と夜との区別が確立した幼児には、夜眠ることが大切であることを覚えさせると共に、どのように眠りに入るのか、最適な方法を探し出してあげることが重要です。
入浴後や就寝前にきちんとパジャマを着ることで、自然と寝る方向へ脳が切り替わっていきます。
パジャマを着て絵本を読んでもらう、という流れで眠くなるということを体が自然と覚えていくのです。
そんな大切なパジャマですから、子供の大好きな色、着やすい素材を選びたいものです。
吸水性のある 汗かきな子供に適した素材を選ぶ
子どもは睡眠時かなり汗をかきます。吸水性の高い素材でできたパジャマを選んであげて寝冷えを予防しましょう。また、キッズパジャマは購入後一度洗濯をし、柔らかくしてから着せるようにしましょう。
季節に合わせたパジャマ選びを
パジャマの素材選びと重なりますが、寝具と同様、パジャマも季節ごとに素材や形を変えてあげることが重要です。
シーズン別 キッズパジャマの選び方とおススメパジャマご紹介
春夏のパジャマ選びのポイントとは?
春先、まだ肌寒い日もあるのでパジャマは長袖、腹巻付きズボンなどを選びましょう。
春終盤から夏にかけてもお腹だけは冷やさぬよう、薄手で風通しの良い腹巻付きパジャマを選ぶと良いでしょう。あせもができないよう、着替えがこまめに出来るように3枚以上のパジャマを用意するようにしましょう。
汗をよくかく子供ですので、ガーゼ素材などの吸水性の高い素材でできたパジャマを選びましょう。
パジャマズボンは裾が詰まったものがおススメです。まくり上がることを防止するためです。
また、夏はエアコンをかけて寝ることもあるかもしれません。薄手の長袖のパジャマを選んであげると良いでしょう。
春夏におススメのパジャマたち
春夏におススメなパジャマをご紹介します。
腹巻き付き 綿100%パジャマ
ボトムスに腹巻きが付いているタイプの半袖パジャマ。しっかりと子どものおなかを守ってくれるので、寝冷え防止によさそうです。
汗を吸収してくれるコットン製。
パジャマの上に 寝冷え防止のガーゼスリーパー
春夏パジャマのお役立ちといえば、ガーゼ素材のスリーパーです。
ガーゼ素材ですので、夏場の暑い時期でも冷房で寝冷えする心配も無く、寝冷え防止に非常に役立ちます。
親子で楽しめる ペアのパジャマ
ありそうでなかった、親子ペアで楽しめるマキシ丈のパジャマです。もちろん中にレギンスなどを履いて寝冷え対策も出来ます。
秋冬のパジャマ選びのポイントとは?
秋から冬にかけては、重ね着が出来る薄手の素材の長袖・腹巻付きズボン、そして冬にかけては裏起毛のものなど、気温によって着せ方を工夫しましょう。
布団をはいでも冷えないよう、ベストなどを合わせてもいいでしょう。ひざ丈までのカイマキ(ちゃんちゃんこのようなもの)を着せて寝かせるのも良いでしょう。
汗をかいているかいないかを観察して、気温などに応じて着せましょう。
秋冬におススメのパジャマたち
秋冬におススメなパジャマをご紹介します。
腹巻付きパジャマ 寝冷えを防止
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腹巻部分は十分に伸びるのでお腹が窮屈にはなりません。しっかりとお腹を守って睡眠中の体温維持をサポートします。
寝冷えを防止 パジャマの上にかいまき(スリーパー)を
元気な寝相の子供にとって布団をはいでしまうのは日常茶飯事なことだと思います。
秋冬場の寝冷えを防止するため、パジャマの上からかいまき(スリーパー)を羽織って就寝する事をオススメします。
足カバー付き ホームスリーパー
寒い冬にお役立ちなのが、全身を覆うホームスリーパーです。厚くなったら首元からあるファスナーを外して脱がすのもラクです。
コットンパイルのオールインナイトウェア
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コットンパイルで、吸水性に優れたオールインのナイトウェアです。ユニセックスで性別問わず着用できるのも魅力。また、パーカー部分には、「うさぎ」または「くま」のかわいい耳がついた動物を模したデザインにも癒されますね。4種類のなかから好きなパジャマを選んでみてください。
先輩ママのキッズパジャマに関する体験談
ここではキッズ パジャマの気になる疑問について先輩ママの体験談をご紹介します。所有枚数や 季節ごとの服装について解説していますので、確認してみてくださいね。
キッズパジャマは何枚持っている?
夏用は3セットずつ(毎日洗う為)
春秋用は2セットずつ
にしています😀
すぐに大きくなるので安いものをなるべく少なく、、と思うのですが、洗い替えがないとまわらず💦
結局この量です😭💦💦
春秋4セット
夏用5セット
です。
というのも、お外からお家に帰ってきたらパジャマ着たがるので😂旦那と私が基本的に家の中はスウェット派なのでそれを真似て子供もそうなって…パジャマ2〜3回位着替えることもあるのでこんな感じです😂
冬用、春秋、夏用など各2~ 5セットほどもっていることがわかりました。身体はすぐに成長するため、なるべく少ない本数を所有したいと思いつつも替えのために余分に常備している方や、子どもが汗を多くかくため、1セット分多めに持つようにしている方などさまざまな意見が見られます。子どもの様子を見て丁度良い塩梅を見つけていけると良いですね。
夏の暑い日はキッズパジャマをどのように着る?
肌着とパジャマをセットで着用している、または、肌着は着せずパジャマのみを着せているなどさまざまな意見がありました。1人目の方は、肌着とパジャマにガーゼ素材のスリーパーを着せているそうですね。ちなみにガーゼ素材は、通気性に優れていつつ、保温性もあり、肌触りが良いというさまざまな利点があります。
- 生地問屋YAMATOMI「ダブルガーゼってどんな生地?ダブルガーゼの特徴やオススメの使い方を解説」(https://yamatomi.biz/labo/39428,2023年12月28日最終閲覧)
- ノムラテーラー公式オンラインショップ「ガーゼの特徴と取り扱いについて」(https://www.nomura-tailor.co.jp/blog/special/materials/15079/,2023年12月28日最終閲覧)
冬の寒い日はキッズパジャマをどのように着る?
綿100%のキルトパジャマを着る、半袖肌着にキルトパジャマを着たりするなど、さまざまなこだわりを持っていたり、着方をおこなっていたりすることが見られました。綿は、保温性に優れています。保温性の高さは、布地に含むことのできる空気の量で決まるそうで、綿はその量が大きく熱を逃がしにくい特徴があります。また、温度は、パジャマでなく布団や毛布で調整するという方もいらっしゃいました。
- ダイヤクリーニング株式会社「綿の特徴とメリット、デメリットについて|繊維の種類と特徴」(https://diacleaning.com/blog/cotton/,2023年12月28日最終閲覧)
- ノムラテーラー公式オンラインショップ「コットン(綿)生地の特徴とお取り扱い」(https://www.nomura-tailor.co.jp/blog/special/materials/3875/,2023年12月28日最終閲覧)
子供にあったパジャマ選びで快眠を
今回はキッズパジャマの選びのポイントや、季節ごとにおすすめの素材や商品について解説しました。子どもは発汗量が多いことに留意して、吸水性の高いパジャマを選ぶことを基本とします。
そして、春先は、冷える日もあるため長袖のパジャマを選択しながら、夏は春と同様にお腹を冷やさないよう腹巻のパジャマを選びましょう。秋冬は、薄手の長袖や裏起毛など、温度によって適切に調整していくことがポイントです
子どもの大好きな色や快適な素材を選んであげて、寝具だけでなくパジャマの面からも睡眠の質が高まる工夫をしていきましょう。