子どもの靴を買い替える目安は?
子どもは成長が早いので、足のサイズにあっているか定期的にチェックして、靴を買い替えてあげなければいけません。子どもの靴を買い替える目安は、乳幼児であれば3か月に1回程度です。
1歳から5歳までの子どもは、1年で足のサイズが平均的に約1cm大きくなります。1cmも変わるとかなり靴が窮屈になってしまいますよね。
そして5歳を過ぎてからも、靴底がすり減っていないか定期的に見てあげましょう。靴底がすり減っていたり小さすぎる靴を履いていたりすると、足に負担がかかってしまいかねません。
- JSTAGE「(PDF)乳児靴設計のための足部形態特性」(https://www.jstage.jst.go.jp/article/jje1965/30/2/30_2_71/_pd,2022年9月22日最終閲覧)
子ども用の靴を選ぶポイント
子どもが小さいときは、履きやすさやサイズなど靴の選び方で悩んでしまうことがあるかと思います。ここでは、子ども用の靴を正しく選ぶポイントを説明しています。ぜひ、参考にしてくださいね。
- つま先部分が広く、指が靴の中で動けるもの
- かかとまわりがしっかりしているもの
- 靴底が指の付け根辺りで曲がるもの
- 足の甲がフィットするもの
子どもの靴を選ぶときは、ぴったりサイズであることはもちろん、靴の形や素材も大切です。購入する前に必ず試着して、子どもに合うかを確認するようにしましょう。
- asics「足にいい靴-子ども靴 選び方 & サイズチェック」(https://www.asics.com/jp/ja-jp/mk/kids/shoes-choose,2022年9月22日最終閲覧)
- IFME「子どもぐつの正しい選び方」(https://ifme.jp/column/knowledge/select.html,2022年9月22日最終閲覧)
- シューマート「正しい子どもの靴の選び方」(http://www.shoemart.co.jp/feature/455/,2022年9月22日最終閲覧)
つま先部分が広く、指が靴の中で動けるもの
つま先部分が広い靴を選ぶと、靴の中でしっかりと子どもの足指が動けるようになります。子どもは歩くときに、足の指で地面をつかむような動きをすることが多いものです。つま先部分が広い靴は、子どもにとって「歩きやすい靴」となるのですね。
かかとまわりがしっかりしているもの
子どもの靴を選ぶときには、かかとのまわりがしっかりとしているものを選ぶことも大切です。歩くときに靴の中の足を支えるのはかかとです。足が支えられる靴だと、歩行が安定するのでころんだり不安定になったりしにくくなるでしょう。
靴底が指の付け根辺りで曲がるもの
次にチェックしたいポイントは、足の指の付け根あたりで靴底が曲がるかどうかです。歩くときの足は、構造的に指の付け根で曲がります。靴を履いて歩いたときに同じ動きができないと、足に負担がかかりやすく、あるきにくくなってしまうので要注意です。
足の甲がフィットするもの
足が靴の中でしっかりと固定されるように、足の甲がフィットしているかも確認してください。面ファスナーなどで止めて、しっかりと甲にフィットさせられるタイプの靴なら安心ですね。ママパパが子どもの足の甲にあうようにちゃんと止めてあげましょう。
適度に弾力がありしっかりとした靴底
子どもの靴を選ぶときの最後のポイントは、適度な弾力があり、しっかりとした靴底の靴であることです。靴底に弾力がないと、地面からの衝撃がそのまま足に伝わってしまいます。ただし厚すぎると子どもの足の発達に悪影響を及ぼす可能性があるので、弾力性を重視してください。
- asics「足にいい靴-子ども靴 選び方 & サイズチェック」(https://www.asics.com/jp/ja-jp/mk/kids/shoes-choose,2022年9月22日最終閲覧)
子どもとおそろいで履けるおすすめの靴をご紹介
子どもとおそろいの靴はさまざまな種類があります。靴の選び方を参考に、子どもと両親に似合う商品があるとよいですね。ここでは、スニーカーだけでなく梅雨の時期に役立つレインブーツなども一緒に紹介しています。
VANS(ヴァンズ)
まずは、VANSからスリッポンを紹介します。スリッポンは、子どもも大人も履きやすくて歩きやすい形ではないでしょうか。子ども用は14cmから販売しています。ラバーの色はホワイト、本体の色はブルーやレッド、またキャラクターもののデザインもあります。
こちらのデザインはカラフルな模様がキュートなタイプ。意外とどのような服装にも合うため使いやすいでしょう。お出かけにも公園にも履いていける万能な靴です。親子で1足持っていて損はないですよ。
NEW BALANCE(ニューバランス)
軽くて歩きやすいニューバランスは、スニーカーの中でも人気のブランドです。カラーが豊富で気に入るおそろいが必ず見つかるかと思いますよ。デザインや形は多少変わりますが、子どもが履きやすいように作られているため、小さいときはカラーだけおそろいにすることをおすすめします。
ここでは、ベビーサイズのタイプとキッズサイズのタイプ二つを紹介しましたが、レディースやメンズも展開されています。家族みんなでリンクコーデがかなえられるブランドですよ。
Teva(テバ)
サンダルといえばデザイン性だけでなく、機能性も抜群なテバがおすすめです。一足は持っている方もいるでしょう。シンプルな色合いで夏は毎日でも、旅行先でも大活躍するサンダルかと思います。こちらも子ども用途は少し形が異なりますが、どちらも履きやすいようになっていますよ。ここで紹介した商品は、定番ハリケーンシリーズです。
converse(コンバース)
歴史のあるコンバースも他のブランド同様、一足持っておくと便利な靴です。シンプルなデザインのため、どのような服装にも合うかと思います。また、公園やお出かけなど普段使いするのであればカラーの違いで購入するのもよいでしょう。
ここでは、ハイカットのタイプを紹介しましたが、ローカットも人気ですよ。子ども用のローカットも販売されているため、好きな形を選んでくださいね。
HUNTER(ハンター)
PR
レインブーツを中心に販売しているハンターから、ロングタイプのレインブーツを紹介します。デニムの上からでもスッキリ見えるようなデザインが人気のポイントでしょう。カラーも豊富ですね。ここでは、ロングタイプを紹介しましたが、ショートタイプやチェルシータイプなど数種類のデザインがありますよ。好みで選んでみてくださいね。
子ども用は10cmと1歳半以降の子どもから、8歳までのサイズがあります。カラーは画像にあるもの以外にも、柄物やシルバーなどさまざまありますよ。
ブーツ(UGG)
PR
PR
ムートンブーツを中心に販売しているアグの商品を紹介します。冬の時期に足元を温めてくれるムートンブーツを親子でおそろいにすると、かわいいと思います。大人用はカラーが豊富にありますが、子ども用は限られています。またここでは、ショート丈を紹介しましたが、ミディアム、ロングなども販売されていますよ。
ここでは9cm、11.0cm、12.5cmのみのベビーを紹介しています。赤ちゃんが履きやすいようにファスナーを使用していますよ。
子どもの靴選びの際の注意点
おすすめの子ども用靴をたくさん紹介しましたが、靴を選ぶときには最初に解説したポイント以外にも注意したいことが三つあります。注意点も把握して、子どもが快適に履ける靴を準備してあげましょう。
メーカーやデザインによってサイズが異なる
子どもの足のためには、正しいサイズの靴を選ぶことが大切です。しかし靴のサイズは、メーカーやデザインにより異なることをご存じでしょうか?
サイズだけで選ぶと子どもの足にあわないこともあるかもしれません。また足の形とデザインがあわないこともあるでしょう。試着をしてあうかどうかを確認してから購入してください。
おさがりの靴はなるべく履かせない
上の子がいると「おさがりの靴を履かせよう」と考えるママパパも多いでしょう。しかし上の子の靴に履きぐせがついていた場合、下の子にもうつってしまうことがあるので、おさがりはなるべく避けましょう。
子どもの足は柔らかいので、たった1回おさがりの靴を履かせただけで、足の成長に影響が及ぶ可能性もあるためです。
こまめに洗う
子どもの靴はママパパが想像する以上に汚れるもの。自分から水たまりや泥水に入ったり、土や砂の上を走ったり…。
たとえきれいに見えたとしても、子どもの靴はこまめに洗うようにしてください。こまめに洗うと外側の汚れだけでなく、内部に付着する皮脂や汗も洗い流せるので、靴の寿命を延ばすことにもつながるはずです。
子どもと一緒に楽しめるおそろいの靴で出かけよう!
「子どもとおそろいの靴でお出かけしたい」と考えるママパパに向けて、おすすめの靴と子どもの靴の選び方を紹介してきました。
子どもの足は発達段階で柔らかいので、大人の靴以上に気を配ってあげることが大切です。足にフィットしているか、靴底はしっかりとしているかなどポイントをチェックして、サイズにあっているかこまめに確認してあげてください。
履きやすい靴であれば、子どももきっと喜んで履いてくれるはずです。ママパパとのおそろいなら、さらにお出かけが楽しくなりますね。