ⓒ丘上あい/講談社
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保育園の跡取りは、元ホスト?
都内にある、小さな認可外保育園に就職するためにやってきた、主人公の新名楓(にいな かえで)。しかし、園では園長が急に亡くなり、施設の運営が危ぶまれていました。
園の存続を望む楓と、残された保育スタッフのもとにやってきたのは、園長の息子で元ホストの太郎(たろう)。見るからにホストという雰囲気の太郎ですが、はたして保育園の園長を務められるのでしょうか。
新園長は保育知識なし&子ども嫌い?
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園の継続にあたっての話し合いをする太郎、楓、保育スタッフの清水の3人。しかし、太郎の「ホストより保育園の方が楽そう」「子どもは嫌いだし」という発言に、楓と清水はあ然…。
こんな状況で保育園を続けていけるのか、不安にならざるを得ない状況。しかし、園には多くの子どもと保護者が通っています。子どもたちと保護者が安心して通える場所で有り続けるため、楓とスタッフはできる限りの努力をして子どもを迎え入れ続けることにしたのでした。
「約束の時間にお迎えに来ない」母親の事情
ⓒ丘上あい/講談社
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子どもは嫌いと言っていた太郎でしたが、子どもたちの愛らしさに囲まれ、少しずつ保育スタッフらしい仕事をするようになっていました。
そのころ、夕方から夜になると楓を困らせていたのが、お迎えに遅れがちな母親。楓が注意し「気を付けます」と言っていたものの、翌日も遅刻をしてしまいます。不安そうに泣く子どもを見て「わが子のお迎えに遅れるなんて理解できない」と考える楓。しかし、お迎えに遅れる母親には、誰も知らなかった事情があったのです。
書籍『赤ちゃんのホスト』好評発売中
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自分の通った認可外保育園に勤めることになった、新米保育士の新名楓。しかし恩師である園長は急死し、残されたのは熟練でも無資格のスタッフと、園長の息子のホスト・太郎のみ…!
子どもと親を取り巻く難しい問題を、楓と太郎は乗り越えられるのか?笑いと感動の認可外保育園物語、スタートです。