©いくた はな
「明日はあそんできなよ」夫はそう言ったのに
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現在は4人の子どもを育てるいくた はなさん夫婦。周囲からはラブラブな夫婦と思われていますが、どんな夫婦でも長く一緒にいれば何らかのトラブルはあるもの。
『夫を泣かせた話』は長男が生まれて慣れない育児でストレスがたまっていたころのお話。いくたさんは、週に1回のペースで会社の飲み会に参加している夫から、「明日は子どもを見てるからあそんできなよ」と言われました。
毎週飲みに行く夫を文句も言わずに送り出していたものの、内心不満がたまっていたいくたさんは、この夫の申し出をすごく喜びました。
しかし、その言葉を発してから飲み会に行った夫は、結局日付を超えても帰って来なかったのでした。
私たち夫婦はここで終わりなの?
©いくた はな
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「言行不一致」な態度が続く夫。初めての育児に奮闘するいくたさんは、子どもが生まれても生活の変わらなず、態度も大きい夫に不満が募ります。
そしてある日とうとう、ささいなことで始まった口論をきっかけに積もり積もった負の感情があふれ出てしまったいくたさん。これまでの不満を一気に夫へとぶつけるのでした。
何とか理性を保って夫を職場まで送り届けはしますが、いくたさんはそこで怒りに任せて夫を車から捨てるように追い出します。
どんなにいくたさんからひどい言葉をかけられても、一粒の涙もこぼさなかった夫に、余計に悲しみを感じるいくたさんは、「このまま消えてしまいたい」とまで考えてしまうのでした。
夫に対し怒りや悲しみしか感じられなくなったいくたさん。この後、夫婦はどのように変わっていくのでしょうか。
危機を乗り越えた先。夫の涙の意味
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慣れない初めての育児。2人目の妊娠発覚。解消されない夫への不満。怒とうの日々を過ごし感情の波もまるでジェットコースターのよう。一旦は夫と話をしたものの、それですべてが解決するわけではなく、いくたさんはもんもんとした妊娠期間を過ごします。
それでもなんとか出産日を迎え、立ち会いを希望した夫が見守る中、無事に赤ちゃんを出産したいくたさんは、ぽろぽろと涙をこぼしながらお礼を言う夫の姿を見ました。
夫の涙は、出産に立ち会ったことによる感動の涙なのか、それとも別の理由があったのでしょうか。次男の誕生により夫婦の仲は修復されていきますが、気持ちのきっかけは実はそれだけではなかったようです。
『夫を泣かせた話』は本編で!
いくたさんと夫との関係性、夫の涙の理由や夫への不満を抱えるいくたさんの心情などが生々しい熱量をもって描かれている『夫を泣かせた話』。
今回紹介したのはダイジェスト版。いくたさんの感情表現にぐいぐい引き込まれる詳しい内容はぜひ本編をお楽しみください。